2 経済環境の変化
我が国の経済は、いわゆるバブル経済の崩壊後、長期にわたる景気低迷やグローバル化が進展してきました。
しかしながら、平成14年(2002年)以降、完全失業率は減少に転じ(図5)、近年、息の長い景気回復をしていました(図6)が、原油価格の高騰やアメリカ発の経済不況が世界経済に大きく影響し、しばらくの間、低成長時代が続くものと予測されています。
本市の基幹産業である工業の製造品出荷額等は、平成14年(2002年)以降、増加傾向にありますが(図7)、従業者数は減少しており、産業別就業者数をみても、第一次及び第二次産業の就業者が減少しています(図8)。
また、市民一人当たりの所得額も低調な状況にあります。
この経済の低成長時代や景気低迷の状況は、本市の歳入に大きな影響を与えるものと考えられます。
図5 全国・中国地方の完全失業率の推移
出典 労働力調査
図6 全国の1世帯当たり年平均1か月間の支出の推移(2人世帯以上)
出典 家計調査・家計収支編
図7 宇部市の事業所従業者数・製造品出荷額等の推移
出典 工業統計調査
図8 宇部市の産業別就業者数の推移
出典 国勢調査
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