農作業時の注意点
農薬を正しく使用しましょう
農薬には、それぞれ定められた使用基準があります。万一、この使用基準を守らずに農薬を使用すると農作物への残留や周辺地域への飛散等によって人畜に被害を及ぼすことがあります。
農薬を散布するときは、以下のことに必ず注意しましょう。
- 事前に近隣農家や養蜂農家、周辺住民に農薬の種類や散布の日時などを広く周知しておきましょう。
- 圃場の立地条件や気象条件を確認して、農薬が飛散しにくい剤型や時間帯を検討しましょう。
- 必ず包装や容器のラベルを確認し、対象作物や使用量、収穫前日数などの記載事項を守って正しく使用しましょう。
- 秤や計量カップを使って、必要な量を正確に計測しましょう。
- 風の強さや向き、農薬の散布量に注意し、周辺の農作物などにかからないよう注意しましょう。
- 残った薬液を、登録の確認をせずにまわりの野菜や果樹、花きなどに散布するのはやめましょう。
- 農薬の種類と使用量・散布日時は必ず記録しておきましょう。
- 農薬の散布が終わったら、防除器やタンクをよく洗いましょう。
- 栽培(防除)暦や栽培管理資料は最新のものを使用しましょう。
農作業の安全に心がけましょう
毎年春と秋の農繁期には、トラクター等の農業機械による事故が多発しています。
農作業時は、安全のため、以下のことに気をつけましょう。
- 適正な服装で安全な操作を行うとともに、フレーム等の安全器具を設置して、事故の無いように気をつけましょう。
- 機械の安全点検に心がけ、点検する際は必ずエンジンを切りましょう。
- 事故の多くは疲れが出始める昼前や夕方に発生しています。長時間の作業を行うときは十分な休憩を取るようにしましょう。
- 家族に声をかけ、できるだけ一人で作業しないようにしましょう。
- 各種保険や共済などに加入して、もしもの時に備えましょう。
爆音器の使用に気をつけましょう
スズメ等による米の被害を防止するため、爆音器を使用するときには、民家周辺は避けて、近隣住民の迷惑にならないようにしましょう。
- 設置場所や爆音間隔を工夫し、早朝や日没後の使用は避けましょう。
- 爆音機より高い位置に民家がある場合、音が反響して大きくなることがあるので、特に気をつけましょう。
ドローン等による農薬の空中散布にはあらかじめ許可が必要です
無人航空機を使用した農薬の空中散布については、航空法上、国土交通大臣へ申請を行い、事前に許可・承認を受ける必要があります。
詳しくは、農林水産省のホームページを参照してください。
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このページに関するお問い合わせ
産業経済部 農業振興課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号
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