施策の展開方針

1.優れた自然環境の保全・活用

（1）山の緑

方針その1

森林法、都市計画法、山口県自然環境保全条例、砂防法等の適切な運用により保全に努めます。

方針その2

開発行為については、緑の保全について努めるよう指導します。

方針その3

水源涵養基金等を活用し、水源涵養に努めます。

方針その4

「霜降山のみどりを楽しむつどい」等、自然とのふれあい活動を進めます。

方針その5

優れた自然環境の残された霜降山、小野湖、平原岳周辺については、緑地環境保全地域の区域拡大等の規制を検討します。

（2）川の緑

方針その1

河川法等の適切な運用により保全に努めます。

方針その2

自然の生態系に配慮した河川改修に努めます。

方針その3

水とのふれあい、生き物と親しめる水辺空間の創出に努めます。

方針その4

下水道整備事業の推進を図り、水質の浄化に努めます。

（3）海の緑

方針その1

身近な水辺空間として自然海岸の保全に努めます。

方針その2

保安林等により自然環境の保全に努めます。

方針その3

白土、岐波海水浴場は、自然景観の保全に努め、市民の憩いの場として活用します。

方針その4

東部の自然海岸を保全するための規制等を検討します。

2.歴史・文化的資産の保全・活用

（1）歴史・文化の緑

方針その1

県指定及び市指定の天然記念物としての樹木や樹林の維持保存に努めるとともに、名勝等の保全・活用を図ります。

方針その2

風致地区内の社寺等やその周辺樹林地は、自然環境の保全、創出を図ります。

方針その3

地域の拠点緑地として社叢緑地の保全に努めます。

3.緑豊かな市街地の創出・活用

（1）公園・緑地の緑

方針その1

都市計画決定された公園の整備推進に努めます。

方針その2

公園整備にあたってはバリアフリー化に努めます。

方針その3

防災機能に配慮した整備に努めます。

方針その4

恩田運動公園、中央公園は、各種スポーツ需要に対応した公園として活用を図ります。

方針その5

常盤公園は、多様なレクリエーション需要に対応した魅力ある公園として整備に努めます。

（2）道路の緑

方針その1

都市計画決定された道路の整備推進に努めます。

方針その2

都市計画道路の新設にあたっては緑化に努めるとともに、路線ごとに樹種の選定を行い特色ある道路空間の創出に努めます。

方針その3

市街地における国道190号、490号は、街並み景観や公害防止植栽道路機能をあわせもつ道路として緑化に努めます。

方針その4

シンボルロードをはじめとする市街地の幹線道路は、うるおいとやすらぎのある空間の創出に努めます。

（3）公共施設の緑

方針その1

緑化率を高め環境の保全に努めます。

方針その2

野外彫刻の設置等によるオープンスペースの確保に努めます。

方針その3

地域住民のレクリエーション・コミュニティの場にふさわしい施設となるよう整備に努めます。

方針その4

災害時の避難場所として活用を図ります。

（4）民有地の緑

方針その1

生垣等の宅地内緑化を促進します。

方針その2

商業、業務地については、地区計画等の誘導によりオープンスペースの創出に努めます。

方針その3

工場等の敷地内緑化を促進します。

方針その4

一定規模以上の開発行為については、敷地内緑化を促進します。

方針その5

大規模の宅地造成については、建築協定等の誘導により良好な住環境の創出に努めます。

4.培われた緑・花・彫刻運動の推進

（1）緑化運動

方針その1

講習会、緑化相談などにより緑の知識の向上に努めます。

方針その2

緑化イベントにより緑にふれあえる場の創出に努めます。

方針その3

ボランティア、地域コミュニティ活動を促進し、緑化運動を推進します。

方針その4

募金活動等により緑化運動を推進します。

方針その5

「公園愛護」等の顕彰制度の拡充に努めます。

（2）花いっぱい運動

方針その1

参加団体への支援を進めながら、花壇コンクールの拡充に努めます。

方針その2

街路、公園を花で飾り、市街地における花の創出に努めます。

方針その3

花に関するイベント等により花にふれあえる場の創出に努めます。

方針その4

身近な花づくり講習会等の開催に努めます。

（3）彫刻で飾る運動

方針その1

現代日本彫刻展の入賞作品の展示を進めます。

方針その2

彫刻展を市民に身近なものにするため、彫刻展関連イベントの充実に努めます。

方針その3

彫刻マップやインターネット「宇部の彫刻」等により彫刻のPRに努めます。

方針その4

展示された彫刻作品の保全、景観の維持に努めます。