里山ビオトープ二俣瀬とは

風景

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里山ビオトープ二俣瀬は、山口県宇部市の北部中山間地域(標高20m程度)に位置する面積0.48haの休耕田を活用したビオトープです。平成12年度に山口県の厚東川水系水環境21創造事業により地域の有志によりビオトープの企画・造成等が行われて以降、地域住民等による継続的な保全活動により、二次林、ため池・湿地、草地といった里地・里山環境が維持されており、主に市内の親子連れを対象とした自然観察会が定期的に行われるほか、市内外の小学校、団体等の環境学習の場、市民の憩いの場として活用されています。

ビオトープの変遷

• 発会式：2000年9月28日
• 起工式：2001年1月21日
• 水車の通水式：2001年5月12日
• 竣工式：2002年3月24日
• 里山自然観察隊：2003年～2009年
• 親子自然観察隊：2011年～
• 平成14年度「みどりの日」自然環境功労者
  環境大臣表彰受賞（2002.4.29）
• 平成20年度（第43回）日本水環境学会
  「水環境文化賞」受賞（2009.3.17）
• 自然共生サイト認定（2025.3.14）

自然共生サイトとは

ネイチャーポジティブ（生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せること）の実現に向けて『企業の森や里地里山、都市の緑地など民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域』を国が『自然共生サイト』として認定するものです。