宇部市災害時避難支援制度(災害時要援護者避難支援プラン)
災害時要援護者(要配慮者、避難行動要支援者)とは
災害時に何らかの要因により援護を必要とする方のことで、一般的には次の状態にある方が想定されます。
- 移動が困難な方
- 医薬品や医療機器がないと生活できない方
- 理解や判断ができなかったり時間がかかったりする方
- 精神的に不安定になりやすい方
支援対象者は?
災害時に備えて個人の情報を地域の支援者や自主防災会に、支援に必要な情報を開示することに同意する次の方です。
- ひとり暮らしの高齢者(65歳以上)、または後期高齢者(75歳以上)のみの世帯
- 身体障害者のうち障害の程度が1級及び2級の方
- 知的障害者のうち療育手帳Aの方
- 前各号に掲げる方に準じる状態にある方、及び本制度の支援が必要と判断される方
支援内容は?
情報提供
支援対象者へメール、電話(視覚障害者のみ)、ファクスを使用し、気象情報、高齢者等避難、避難指示等必要な情報の提供を行います。
移動支援
自力避難が困難な支援対象者へ移動の付き添いや車での搬送を行います。災害時要援護者は「要配慮者(要援護者)カード」を、避難支援者は、「支援者カード」をそれぞれ保管します。
登録までの流れ
- ひとり暮らしの高齢者(65歳以上)、または後期高齢者(75歳以上)のみの世帯の方
地域の民生委員が活動をしている中で、避難支援が必要であるという判断をした対象者に、直接戸別訪問を行い、登録・避難支援プラン作りを行っています。 - 身体障害者のうち障害の程度が1級及び2級の方、知的障害者のうち療育手帳Aの方
希望される方は障害福祉課までご連絡ください。障害福祉課で取りまとめの上、地区民生委員に依頼をし、戸別訪問にて登録・避難支援プラン作成を行います。 - その他の方で支援の必要な方
地域福祉課か地区民生委員までご連絡ください。民生委員が戸別訪問をおこない、登録・避難支援プランの作成を行います。
個人情報について
登録に際し提供していただいた個人情報は、本人の同意のもと、地域支援団体(自主防災会、民生委員、市社会福祉協議会、消防、警察など)と必要に応じて情報共有を行い、普段からの見守りと災害が発生したときの支援に役立てられます。
自主防災会との情報共有
地域支援団体の中でも防災・減災対策の中心的な役割を担っている自主防災会に対し、協定を結ぶことで、事前に災害時要援護者及び避難支援者の情報を提供し、災害時には避難支援者への支援や災害時要援護者への避難支援が行える体制の整備をすすめています。
協定済み地区(平成30年2月10日現在)
全24地区(東岐波、西岐波、常盤、恩田、岬、見初、神原、琴芝、上宇部、川上、小羽山、新川、鵜の島、藤山、西宇部、厚南、黒石、原、厚東、二俣瀬、小野、船木、吉部、万倉)
支援の登録
- メールによる情報支援を希望される方
宇部市では防災情報を含むいろいろな情報提供を行うメールサービスを行っています。メールサービスはどなたでも登録できます。詳細は「うべメールサービス(宇部市防災メール)」をご覧ください。 - 防災メール以外の情報支援や移動支援を希望される方
「申請書」を地域福祉課の窓口へ提出してください。提出していただいた申請書をもとに、民生委員が戸別訪問を行い、具体的な「避難支援プラン」を作成します。また、障害者の方の受付は障害福祉課でも行っています。
登録状況
登録者数:325人(令和5年4月1日現在)
(内訳)
- 高齢者:189人(内移動支援165人)
- 障害者:214人(内移動支援176人)
- その他:7人(内移動支援6人)
- ※高齢者かつ障害者:89人(内移動支援67人)
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 地域福祉課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号
- 地域福祉計画、再犯防止推進計画、戦没者等遺族等の援護、民生委員・児童委員、災害援護、生活困窮者自立支援、フードバンク、福祉団体、総合福祉会館に関すること
電話番号:0836-34-8325 ファクス番号:0836-22-6026 - 福祉総合相談センター、複合的な福祉の相談等、高齢者・障害者に係る虐待防止、成年後見センター、福祉の支え合い地域づくりに関すること
電話番号:0836-34-8393 ファクス番号:0836-22-6026 - 社会福祉法人(他課の所掌事務に係るもの以外)に関すること
電話番号:0836-34-8161 ファクス番号:0836-22-6026