宇部市短期集中予防サービス hope(ホープ)
hope(ホープ)について
宇部市の新たな介護予防の取り組みとして、「宇部市短期集中予防サービス(通所型C)事業名:hope(ホープ)」の実施を予定しています。(令和7年度下半期から開始予定)
本事業は、生活機能や運動機能が低下し自信をなくしたり不安を感じる高齢者が、できなくなったことをあきらめるのではなく、もう一度元の生活を取り戻せるように支援するものです。
自分らしい生活=再び「希望」をもって生活できる喜びを取り戻してもらうことを目的とした事業を宇部市では「hope(ホープ)」と名付けました。
事業概要
日常生活に不安を感じた人が、リハビリ専門職等の支援を受けながら「元の生活」を取り戻す、90日間の通所サービスです。
対象者
要支援1、2の方、または基本チェックリストで事業対象者に該当した65歳以上の方
事業内容
1.相談
地域包括支援センター職員が、生活の困りごとを確認します。
2.ご自宅訪問
地域包括支援センター職員とリハビリテーション専門職が、ご自宅を訪問して居住環境や身体状況の確認、ご自宅での動作改善に向けた助言等を行います。
3.サービス開始
週に1回、2時間程度の通所サービスです。
通所サービスでは、リハビリ専門職などの職員(以下、専門職)との個人面談を中心に、心身の状態を見ながら個別プログラムを実施します。
(1)目標設定
90日後の自分のありたい姿(目標)を決めます。
目標に向けて、自宅でできる運動など日々取り組めることを専門職と一緒に考えます。
(2)自宅で実践&1週間ごとに振り返り
専門職と一緒に考えた日々の取り組みを自宅で実践します。
1週間ごとにホープノートで取り組みの確認や振り返りを行います。できたことは更にブラッシュアップしていき、できなかったことはやり方を変えてみるなど、しっかりと個別の相談ができます。

(3)目標に向かって個別プログラムを実践
事業所では面談中心の個別プログラムに取り組んでいき、専門職が必要な内容を計画します。これらのプログラムと自宅での取り組みを90日間繰り返し、本人のセルフマネジメント能力を高めていくことが、本事業の最大の目的です。
(4)サービス終了後の地域とのつながりをマッチング
事業所ではサービス提供中にやりたい事や興味のあることを聞き取り、サービス終了後の生活に向けて地域での活動の場を提案します。
4.サービス終了(卒業)
目標を達成し元の生活が維持できる状態(宇部市では「ホープ」と呼びます)になったことを本人と専門職が合意すると、卒業となります。卒業後は習ったセルフケアを継続していきましょう。
再び自分で買い物に行ったり、趣味を楽しんだり、好きなことを自分で選択して自信をもって地域で生活できるようにお手伝いします。(サービス終了後1年間は、地域包括支援センター職員が定期的に訪問しますので、お気軽にご相談ください。)
試行サービスについて
試行サービスの結果は、本事業の検討委員会で報告し本格実施に向けて検討します。
実施期間
令和6年9月から令和7年1月
参加者数
30名
実施事業所
- 介護老人保健施設 寿光園
- フィットネスデイ ミココロ
- リハビリサポートcanon 藤山店
- リハビリデイサービスプラスワン 宇部店
広報誌
宇部市短期集中予防サービス(hope)の広報誌を作成しました。
目次
- hope(ホープ)ってなに?
- 試行サービス 利用者の声
- 試行サービスの成果
- 試行サービス 支援者の声
検討委員会
実施要綱等
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 高齢福祉課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号
- 老人クラブ活動、高齢者バス優待乗車証、百歳長寿者訪問、ふれあい戸別収集、ねたきり高齢者等おむつ助成事業、見守り安心コールサービス事業、老人福祉施設等、シニアおでかけ応援事業、高齢者就労に関すること
電話番号:0836-34-8302 ファクス番号:0836-22-6026 - 介護予防・日常生活支援総合事業、まちなか保健室、認知症対策、地域包括支援センター、見守り愛ネット、在宅医療・介護連携推進事業に関するこ
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