がん体験談

ウェブ番号1023924  更新日 2024年12月24日

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わたしのがん体験談

市内でがんにり患された方に、ご自身の体験談をお話ししていただきました。

ぜひ、お読みいただきご自身の健康を見つめ直すきっかけになるよう願っています。

身体の変化に気づいたらすぐに受診を (65歳女性)

私ががんに気づいたのは、手を挙げた際、脇の下につっぱりを感じたときでした。触ると2本の筋のようなものが手にあたり、違和感から近くの医療機関を受診しました。その後、すぐに総合病院に紹介となり乳がんステージⅡbの診断を受けました。まさか自分ががんになるとは思いもしませんでしたが、いろいろと考える暇もなくすぐに治療が始まりました。

抗がん剤治療では、数週間経つと髪が抜け始めました。ボロボロ抜け落ちるのではなく、髪をとかすと手一杯の髪の毛。徐々に抜けていく髪の毛が鬱陶しくて、美容院で丸坊主にしました。また、抗がん剤治療中は胃の不快感が常にあり、唯一おいしく食べられるのはスイカくらいでした。半年間抗がん剤治療をしたのち、手術で左乳房とリンパ節を切除しました。現在も通院での抗がん剤治療は続いていますが、自宅でゆっくり過ごすことができています。

家族にがんになったことを伝えると、皆驚いており、実母は泣いていました。今振り返ってみると、一番ショックを受けていたのは、私ではなく夫のように感じます。がんは自分の生活だけではなく、周囲の人間にも大きな影響を与えるのです。

皆さんに伝えたいことは、年齢にかかわらず自分の健康に関心を持つことが大事だということです。私はたまたま気づくことができましたが、日ごろから体調の変化や身体の変化に気を配り、何かあればすぐに病院に行くことをお勧めします。それと、がん検診は定期的に受けた方がいいです。がんは早くに見つけて治療すれば治る病気になってきました。なにより早く見つければ、いろいろな負担が減ります。自分は大丈夫と思わないで、がんはとても身近で、だれがなってもおかしくない病気です。

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