高病原性鳥インフルエンザに関する情報

大陸から渡り鳥が飛来する11月頃から3月頃までが、高病原性鳥インフルエンザの発生が多くなる時期とされています。死亡した野鳥に直接手で触らない他、野鳥のいる公園等に行った際には、靴で排泄物等を踏まないよう十分注意してください。

※鳥インフルエンザウイルスは、野鳥観察など通常の接し方では、ヒトに感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた後には、「手洗い」と「うがい」をしていただければ、過度に心配する必要はありません。正しい情報に基づいた、冷静な行動をお願いいたします。

予防対策について（鳥類を飼養されている皆様へ）

• 野鳥との接触を避けるため、鳥小屋の開口部を防鳥ネットなどで覆いましょう。
• 清潔な餌や水を与え、入れ物などは野外に放置しないようにしましょう。
• 鳥小屋を清潔に保ち、周囲を定期的に消毒しましょう。
• 健康観察を十分に行い、死亡が増えるなどの異常があった場合は宇部市農業振興課まで連絡してください。

野鳥が死んでいるのを見つけた場合について

野鳥は自然の生き物なので、環境やえさの不足等さまざまな原因で死亡します。野鳥が死んでいても、直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はありません。
鳥インフルエンザは死亡率が高く、感染した鳥は次々に死んでいくことが知られています。そのため、原因が分からず、多数の野鳥が死んでしまうことがないかぎり、鳥インフルエンザを心配する必要はありません。
野鳥が死んでいるのを見つけた場合には、ビニール袋に入れてしっかりと封をして、廃棄物として処分することが可能です。ただし、さまざまな細菌や寄生虫を持っていますので、直接手で触れないように注意してください。
野鳥が密集して死んでいる場合や、不安を感じた場合には下記までご連絡下さい。
平日…宇部市農業振興課農産物振興係（電話：0836-34-8564）
休日・夜間…宇部市役所（代表）（電話：0836-31-4111）

詳細については下記、山口県のホームページを御覧ください。

• 野鳥が死んでいるのを見つけたら（山口県自然保護課）（外部リンク）

市役所関係部署での情報共有について

本市においても、不測の事態が生じた場合に迅速な対応ができるよう、毎年10月に庁内関係部署を参集し、「宇部市鳥インフルエンザ連絡会議」を開催しています。山口県山口農林水産事務所職員による鳥インフルエンザの防疫に関する講義や、鳥インフルエンザへの感染が確認された場合の対応マニュアルの確認などを行い、情報共有及び庁内体制の点検を実施しています。

山口県中部地区高病原性鳥インフルエンザ防疫研修会の開催について

毎年10月に宇部市万倉ふれあいセンターなどで「高病原性鳥インフルエンザ防疫研修会」が開催されています。万一、本市において高病原性鳥インフルエンザの感染が確認された場合に、迅速かつ円滑な防疫措置を講じることができるよう、県及び市の職員、養鶏農場、畜産関係団体等を対象に防疫措置に必要な3つの施設（「集合基地」、「仮設基地」、「消毒ポイント」）の設営・運営について実習を行っています。

宇部市での発生状況（平成23年2月）

平成23年2月6日に常盤公園で回収された死亡野鳥（キンクロハジロ）から、高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1亜型陽性・強毒タイプが確認されました。これに伴い、市内全域の飼育農家等に対して、野鳥等の進入防止対策及び鶏舎出入り口の消毒の徹底、異常な鶏が発見された場合に迅速な報告等を行うよう改めて要請しました。

• これまでの経緯 （PDF 12.3KB）

各種相談

宇部市

複数の死亡野鳥を発見した場合の相談

• 農業振興課農産物振興係（電話：0836-34-8564）

山口県

一般的な消費相談

• 山口県消費生活センター（電話：083-924-0999）

人の健康や食品衛生に関する相談

• 宇部健康福祉センター（電話：0836-31-3200）

鳥インフルエンザ防疫対策に関する相談

• 山口県中部家畜保健衛生所（電話：083-989-2517）
• 山口県農林水産部畜産振興課（電話：083-933-3434）

関連情報

山口県の情報については、以下のページをご覧ください。

• 農林水産部畜産振興課（外部リンク）

農林水産省のホームページには鳥インフルエンザに関する情報というページがあります。詳細は以下のページをご覧ください。

• 鳥インフルエンザに関する情報（外部リンク）

厚生労働省のホームページには鳥インフルエンザについてというページがあります。詳細は以下のページをご覧ください。

• 鳥インフルエンザについて（外部リンク）