木造住宅耐震改修工事の低コスト工法

ウェブ番号1024270  更新日 2025年3月26日

印刷大きな文字で印刷

ご存じですか?低コスト工法

低コスト工法とは

 従来の耐震改修工事では、木造住宅の在来軸組み工法で建設された住宅の場合、筋かいを梁や土台に取り付ける工法が採用されていたため、取付の支障となる既存の壁や天井、床の一部または全部を解体撤去する必要がありました。

 それに対して「低コスト工法」では主に構造用合板や取付金具を用いて補強するため、既存部分の解体撤去を最小限に抑え、工事費や工期を縮減することができます。

※建物の仕様や条件、耐震改修工事以外のリフォーム工事の有無などによっては、低コスト耐震補強の工法が採用できなかったり、一般的な工法で行うほうが効率的な場合もあります。

低コスト工法を習得した事業者について

耐震改修低コスト工法講習会受講修了者については、下記外部リンクから「木造住宅耐震診断・改修技術講習会受講修了者名簿」の「達人塾」の列をご確認ください。

低コスト工法を採用することのメリット

  1. 工事費を抑えることができます
    従来の工法による耐震改修工事に比べ、解体や復旧にかかる工事が少ないため、全体の工事費を抑えることができます
  2. 工期が短縮できます
    撤去を最小限に抑えることでその工事の作業手間を省くことができ、工期の短縮につながります
  3. 工事中の生活への影響が軽減されます
    工事に伴う騒音や撤去時に発生するほこり等が減り、工事中の日常生活への影響が軽減されます
  4. ごみ(廃棄物)が少なくなります
    撤去を最小限に抑えることで、ごみ(廃棄物)の削減につながります
  5. 費用が縮減されたことで他のリフォームができます
    耐震改修工事にかかる費用を抑えることで、バリアフリーやキッチン、お風呂等のリフォーム工事を行うことができます

低コスト工法を活用した改修工事の一例

低コスト工法講習会の様子

柱脚固定(床加工無)
床を壊さず金物を取り付け
柱頭固定(天井加工無)
天井を壊さず金物を取り付け
構造用合板ビス付け
壁の上から構造用合板を取り付け

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

都市政策部 建築指導課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号

  • 建築物の許可、認定及び報告、建築物の災害に対する安全性の評価及び改善、建築審査会に関すること
    電話番号:0836-34-8434 ファクス番号:0836-22-6013
  • 建築物等の確認及び検査、高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる建築物の建築の促進、長期優良住宅の認定、低炭素建築物の認定、建築物エネルギー消費性能向上計画の認定等に関すること
    電話番号:0836-34-8438 ファクス番号:0836-22-6013
  • 建設工事に係る資材の再資源化等、開発行為の許可及び検査、土地利用の指導及び規制、優良宅地等の認定に関すること
    電話番号:0836-34-8441 ファクス番号:0836-22-6013

都市政策部 建築指導課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。