焼却施設
ごみ焼却場の概要
施設の概要
- 施設名称
- 宇部市ごみ焼却場
- 所在地
- 宇部市大字沖宇部字沖ノ山5272番地5
- 処理能力
- 24時間で198トン(1炉24時間で66トン×3炉)
- 処理方式
- 流動床ガス化溶融方式(廃熱ボイラ付)
- 余熱利用
- 発電、場内給湯、冷暖房、リサイクルプラザの防爆蒸気供給
- 処理対象ごみ
- 燃やせるごみ
- 敷地面積
- 約28,300平方メートル
- 建築面積
- 約3,700平方メートル
- 延床面積
- 約13,200平方メートル
- 構造
- 鉄骨、鉄筋、鉄骨鉄筋コンクリート造(S、RC、SRC造)
- 着工
- 平成12年12月15日
- 完工
- 平成15年2月28日
- 設計施工
- 荏原・大成・相馬・大栄共同企業体
流動床ガス化溶融方式の特長
熱分解炉により生成するガスで高温燃焼し、灰分を溶融スラグ化する工程を連続的に行うため、エネルギーが節約できる省資源型システムです。
高温燃焼によりダイオキシン類を分解して削減することができます。
熱分解炉から排出される鉄、アルミは回収し、また溶融炉から排出されるスラグは建設資材等に有効利用が可能です。
流動床式ガス化溶融炉とは・・・
炉の中に直径約1ミリメートルの砂を入れ、下から空気を入れて砂を浮かせます。これが流動層の状態です。
流動層の状態の砂を500から600度に熱し、その中にごみを入れ乾燥・ガス化させるのが熱分解炉です。
この熱分解炉で発生したガスを溶融炉に送り、燃焼空気とともに旋回しながら約1350度の高温で燃焼し、灰分をスラグ化すると同時に、ダイオキシン類を分解します。
以上の熱分解炉と溶融炉とを組み合わせたシステムが流動床式ガス化溶融炉です。
延命化工事の完了
経年に伴う老朽化が進んだことから、令和2年度から令和5年度にかけて基幹的設備改良工事を実施
しました。
工事では、老朽化した設備を更新し施設を延命したほか、電動機のインバータ化および高効率化等
により、消費電力の削減を図り、二酸化炭素の排出抑制を行いました。
なお、今回の改良工事完了後、最低10年間は施設の稼働を続けることにしています。
施設見学
燃やせるごみが処理される過程をビデオ等で見学することができます。
- 見学受入れ人数:50人まで
- 見学所要時間:1時間
- 見学時間帯:午前9時から12時、午後1時から4時
電話で事前に宇部市環境保全センター施設課(電話0836-31-3664)に施設見学の予約をお願いします。
- ※他の団体と重なっている場合は見学ができません。
- ※午前・午後各1団体の受付となっております。
施設見学申込書は以下の用紙をダウンロードして下さい。
ごみの直接搬入
家庭からごみを持ち込む場合の詳細については、以下のページをご覧ください。
小動物の死体
当施設には、ごみ焼却炉とは別に動物専用の焼却炉があります。
直接持込まれる場合
お問い合わせ先:環境保全センター施設課(電話:0836-31-3664)
受入条件は次のとおりです。
大きさの目安は、中型犬までです。(大型犬、イノシシ等の大型動物は受入できません。)
ビニール袋に入れ、ダンボール等で梱包してください。
梱包するダンボールの最大サイズは、縦50センチ×横100センチ×高さ50センチ以内です。
収集を依頼される場合
お問い合わせ:廃棄物対策課(電話:0836-33-7291)
維持管理に関する情報
廃棄物の処理及び清掃に関する法律第9条の3第6項の規定に基づき、一般廃棄物処理施設の維持管理状況を下記のとおり公表します。
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令和6年度ごみ処理施設維持管理状況報告 (PDF 78.5KB)
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令和5年度ごみ処理施設維持管理状況報告 (PDF 78.7KB)
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令和4年度ごみ処理施設維持管理状況報告 (PDF 156.3KB)
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令和3年度ごみ処理施設維持管理状況報告 (PDF 161.7KB)
よくある質問と回答
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このページに関するお問い合わせ
市民環境部 環境保全センター施設課
〒755-0001 宇部市大字沖宇部字沖ノ山5272番地5
- し尿処理場の管理、運営に関すること
電話番号:0836-34-4181 ファクス番号:0836-34-4186 - ごみ焼却場、埋立地の管理、運営に関すること
電話番号:0836-31-3664 ファクス番号:0836-31-3734 - リサイクルプラザ、圧縮梱包施設の管理、運営に関すること
電話番号:0836-31-5584 ファクス番号:0836-31-5844