報道発表
宇部市短期集中予防サービス(hope)スタート 「補う支援」から「元の生活を取り戻す支援」へ
本市の介護保険の要介護認定率及び介護サービス利用率は国・県平均よりも高い状況にあります。また、要介護認定者及び介護サービス利用者のうち、要支援1から要介護1の軽度認定者が約半数を占めています。
こうした軽度の方々には、自立に向けた集中的な支援を行うことで、生活機能の改善が期待できます。
そのため、本市では、新たな介護予防の取組として、高齢者ができるだけ長く自立した日常生活が送れることを目的に、昨年度試行的に実施した「短期集中予防サービス(hope)」を、10月から本格実施します。
概要
(1)内容
生活機能や運動機能が低下し、日常生活に不安を感じる方が、できなくなったことを「再びできるようになる(リエイブルメント)こと」を目指し、リハビリ専門職等の支援を受けながら、90日間集中的に個別プログラムに取り組む介護保険制度の通所型サービス。
(2)対象者
➀か➁、どちらかに該当する方
➀要支援1、2の方
➁基本チェックリスト(※)で対象となった65歳以上の方
※高齢者が日常生活に必要な機能が低下していないかを調べる25項目の質問票
(3)利用料
無料
(4)サービス提供者
指定介護事業所・医療機関等(令和7年度は16事業所に委託)
(5)開始日
令和7年10月1日(水曜日)
ロゴマーク
自分らしい生活=再び「希望」をもって生活できる喜びを取り戻してもらうことを英語「hope」で表現。中央の2文字は90日を反転して表示。
サービスの流れ
(1)相談
お住いの地区の地域包括支援センターに相談
(2)自宅訪問
地域包括支援センター職員とリハビリ専門職が、居住環境や身体状況を確認
(3)目標設定
90日後の自分のありたい姿(目標)を決め、日々取り組むことをリハビリ専門職などと一緒に設定
(4)実践
自宅での取組内容をホープノートに記録し、週に1回(全12回)施設で専門職などと一緒に振り返る。
プログラムは全て面談中心に行い、自信と能力を取り戻し、セルフマネジメント力を高める。
(5)終了後
目標を達成した後は、趣味を再開したり、好きなことを継続し、自分らしい生活を楽しむ。習ったセルフケアも継続して行う。
参考
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 高齢福祉課
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