2 分野別目標

求める都市像である“みんなで築く 活力と交流による元気都市”に向けて、分野別目標を設定し、市民との協働によるまちづくりを進めます。

生活環境分野の目標

市民一人ひとりが宇部づくりの主役として、「人と緑と環境」にやさしいまち

中心部や各地域拠点においてコンパクトで住みやすく、快適に暮らすことができる生活環境の形成を目指します。各地域をより利便性・効率性の高い交通手段でつなぎ、環境負荷の少ないネットワークを形成するとともに、産官学民連携の「宇部方式」による環境にやさしいまちを目指します。

また、中心部においては、若者から高齢者までが交流でき、にぎわいと魅力のある街なか空間の創出を目指します。

これらの取組を市民との協働によって進め、市民一人ひとりが宇部づくりの主役となる「人と緑と環境」にやさしいまちを目指します。

健康福祉分野の目標

一人ひとりが心豊かに安心して暮らすことができるまち

地域コミュニティの中に、年齢や障害の有無にかかわらず、いろいろな人が気軽に集い、共にいきいきと活動できる場をつくり、安心して子育てができ、高齢者や障害者等も生きがいを持って当たり前に暮らせるまちを目指します。

また、誰もが適切な医療を受けられ、本当に必要な医療を今後も維持できるよう、市民の理解と協力を得ながら、医療体制の充実を図ります。

そして、困った市民がすぐに接触できる医療・福祉のセーフティネットを構築します。

これらの取組を、健康福祉のネットワークを生かすとともに、他の分野の取組と連携しながら進め、市民一人ひとりが心豊かに安心して暮らすことができるまちを目指します。

教育文化分野の目標

豊かな自然と文化の中で、みんなが心をつなぎ笑顔で暮らせるまち

彫刻のまちづくりを進めてきた宇部の歴史を学び、彫刻に親しむことができる、独自の学校教育、社会教育の取組や、多様な高等教育機関との連携や国際交流を通じ、多面的な物の見方や考え方ができる児童生徒を育成するための特色ある教育の取組を進めます。

また、学校教育や社会活動において、高齢者の豊富な知識や経験を生かす取組を進め、宇部市の豊かな自然や彫刻、地域の伝統文化を誇りと愛着を持って次世代に継承しながら、みんなが心をつなぎ笑顔で暮らせるまちを目指します。

産業振興分野の目標

人も地域もいきいきとした、にぎわいと魅力あふれるまち

第一次産業、第二次産業、第三次産業の振興とともに、第一次産業の素材を生かしながら、第二次産業の加工・技術、第三次産業の販売・PRと連携した新たな取組により、魅力ある地域ブランドの創出と雇用の確保を目指します。

また、宇部市の歴史や産業遺産、彫刻、常盤公園などの地域資源を生かし、都市のイメージのブランド化やコンベンションの誘致により交流人口の増加を目指します。

これらの取組により、人も地域もいきいきとした、にぎわいと魅力あふれるまちを目指します。