宇部市景観計画の目的及び基本理念

目的

宇部市は、平成16年12月17日の「景観法」の施行に伴い、平成17年4月1日より地域における景観行政を担う主体として景観行政団体となり、良好な景観の形成を図るための「宇部市景観計画」を策定することとしました。

この計画において、積極的に総合的景観施策を展開する区域を景観計画区域として定め、建築物の新築等の行為について届出義務を課し、景観に影響を及ぼす場合は勧告を行いながら、規制誘導による景観形成を図っていきます。

基本理念

本市では、平成4年3月に「宇部市都市景観形成基本計画」を策定しており、そこで位置づけられた景観形成のテーマ及び基本方針を受け継ぎ、景観計画の策定を行います。

宇部市都市景観形成基本計画では、「恵まれた自然と歴史・文化を活かし、緑と花と彫刻の似合う都市景観づくり」をテーマに以下の6つの基本方針を位置づけており、景観法の目的及び基本理念を踏まえ、宇部市を市民一人一人にとって親しみと愛着のある街となるよう、それぞれの地域の実態や特性に応じた、宇部市らしさのある良好な景観形成を図っていきます。

• 培われた緑・花・彫刻運動を継承・育成する
• 北部自然緑地、周防灘などの優れた自然景観を守り育てる
• 常盤湖、小野湖、真締川、厚東川等の水辺空間を保全・活用する
• 数少ない歴史、文化的遺産を守り育てる
• 広域圏の中心都市にふさわしい中心市街地景観をつくる
• 活気ある産業都市としての景観をつくる