電子くじのしくみ
電子入札の結果、落札候補者が2者以上いる場合は、電子入札システム内の「電子くじ」により落札者を決定します。
電子くじでは、次のような手順により落札者を決定します。
落札候補者が4者(ABCD)の場合の例
(1)入札書提出順に、応札者が金額入力に併せて、000~999までの任意の「くじ入力番号」を入力します。
ここでは、Aは「23」、Bは「100」、Cは「365」、Dは「960」と入力したとします。
(2)落札候補者には、入札書が到着した順(入札書提出日時)に「ゼロ」から応札順番号を割り当てます。
落札候補者 | 入札書提出日時 | くじ入力番号(事業者入力) | 応札順番号 |
---|---|---|---|
A | 令和2年4月1日 13時13分13秒 | 023 | 0 |
B | 令和2年4月2日 16時52分04秒 | 100 | 1 |
C | 令和2年4月2日 16時52分56秒 | 365 | 2 |
D | 令和2年4月3日 10時18分39秒 | 960 | 3 |
(3)乱数を用いることで、「くじ番号」を設定します。
乱数値は、市側の意図で設定できないものとなっています。また、ある事業者が他の事業者の入札書提出日時やくじ入力番号を知ることができたとしても、乱数を用いることで作為的な落札を防止できます。
事業者が入力したくじ入力番号と乱数値を足し合わせたものが、「くじ番号」となります。千以上となった場合は下3桁をくじ番号とします。
例:Aのくじ番号 023(事業者が入力した「くじ入力番号」)+098(乱数)=121
落札候補者 | 入札書提出日時 | くじ入力番号(事業者入力) | 乱数値 | くじ番号 | 応札順番号 |
---|---|---|---|---|---|
A | 令和2年4月1日 13時13分13秒 | 023 | 098 | 121 | 0 |
B | 令和2年4月2日 16時52分04秒 | 100 | 694 | 794 | 1 |
C | 令和2年4月2日 16時52分56秒 | 365 | 788 | 365+788=1153 → 153 | 2 |
D | 令和2年4月3日 10時18分39秒 | 960 | 119 | 960+119=1079 → 079 | 3 |
(4)落札候補者のくじ番号の合計を落札候補者数で割った「余りの数字」を求めます。
121+794+153+079=1147(くじ番号の合計)
1147(くじ番号の合計)/4(落札候補者数)の余りは「3」となります。
(5)応札順番号と余りの数字と一致する落札候補者が落札者となります。
この場合、応札順番号が余りと同じ「3」である「D」が落札者となります。
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