セアカゴケグモにご注意ください

市内でセアカゴケグモの生息が確認されました
概要
令和6年7月22日(月曜日)、23日(火曜日)、宇部市昭和町3丁目において、特定外来生物「セアカゴケグモ」3個体を発見し、駆除しました。
なお、宇部市では5件目です。
発見場所
宇部市昭和町3丁目の建物の敷地内
経緯等
日時 | 対応 |
---|---|
令和6年7月22日 | 発見者が疑わしい1個体及び卵のう2個を発見し駆除 |
令和6年7月23日 | 発見者が疑わしい1個体を発見し駆除 |
令和6年7月23日 | 発見された個体がセアカゴケグモの疑いが濃厚であったため、県、市により発見場所周辺の緊急調査を実施、新たに疑わしい1個体を発見し駆除 県環境保全センターにおいて、セアカゴケグモと同定 |
今後の対応
県及び市による発見場所周辺の継続調査
周辺自治会等への周知・注意喚起
セアカゴケグモの概要
オーストラリアを原産地とするクモで、メスのみ毒を持っています。
成熟したメスの体長は、約0.7cm~1cm、腹部に赤色の模様があります。
基本的におとなしい性格であり、攻撃的ではありません。牙も短いため、セアカゴケグモやその巣を素手で触るなどしない限り、咬まれることはありません。脅かされると死んだふりして動かなくなります。
地面近くに特徴的な形の巣を作り、巣本体や、巣から垂れ下がった捕虫糸にかかった昆虫などを食べています。
巣を作る場合、日当たりのよく暖かい場所、昆虫などの餌が豊富なところ、適当な隙間のあるところを好みます。(植木鉢、プランターの裏、エアコンなどの室外機の裏、庭に置いた靴の中 など)
セアカゴケグモの巣は、普段よく見るような円形のものではなく、不規則な形をしています。また、粘性が強いため、落ち葉などのゴミがよく付着しています。
外来種(特定外来生物)であり、人の生命や身体に関わる被害があることから、生きた個体を持ち込んだり、飼育することは禁止されています。
セアカゴケグモと考えられるクモを発見したら
見慣れないクモを見つけた時は、絶対に素手で触らないで、山口県の担当窓口または市役所の環境政策課に通報してください。
担当窓口
山口県自然保護課 083-933-3050
宇部健康福祉センター 0836-39-9861
駆除方法
- 触らないで、市販の殺虫剤を噴霧するか、靴で踏みつぶしてください。
- 卵(卵のうという、数百個の卵の入っている袋)を見つけた場合は、殺虫剤の効果が薄いため、しっかり踏み潰すか焼却してください。
咬まれたときの対応
セアカゴケグモに咬まれた場合、はじめは針で刺されたような痛みを感じ、その後、咬まれた部分のまわりが腫れて赤くなります。
そのため、余分の毒を水や石けん水で洗い落とし、速やかに皮膚科や内科などの医療機関にご相談ください。
なお、可能であれば、咬まれたクモを殺してから医療機関に持って行ってください。
※アレルギーのある方は、医療機関にその旨を伝えてください。
過去の発見事例
令和6年6月14日(金曜日)、宇部市リサイクルプラザにおいて、「セアカゴケグモ」1個体を発見し、駆除しました。
なお、宇部市では4件目です。
令和5年11月19日(日曜日)、宇部市ときわ公園東駐車場EV充電器において、「セアカゴケグモ」を発見、駆除しました。
なお、県内において確認された箇所は、平成25年以降、計28件で、宇部市では3件目です。
令和3年11月30日(火曜日)、12月1日(水曜日)、宇部港芝中西ふ頭及びその近隣事業所敷地内で、「セアカゴケグモ」を発見、駆除しました。
なお、県内において確認された箇所は、平成25年以降、計22件で、宇部市では2件目です。
参考リンク
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このページに関するお問い合わせ
市民環境部 環境政策課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号
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