第47回宇部市廃棄物減量等推進審議会議事録(後半部分)

ウェブ番号1002136  更新日 2021年2月10日

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日時・出欠・次第

日時・場所

平成24年8月3日(金曜日) 14時から15時20分まで
宇部市役所 4階 第2・3・4委員会室

出席者

委員 17人

  • 会長:今井 剛
  • 副会長:臼井 恵次
  • 委員:木下 昇
  • 委員:渡壁 正英
  • 委員:土井 幸江
  • 委員:藤井 朋子
  • 委員:長谷川 耕二
  • 委員:時田 洋輔
  • 委員:竹中 敏惠
  • 委員:千々松 智恵
  • 委員:青木 雅史
  • 委員:甲斐 裕紀
  • 委員:田中 康司
  • 委員:原田 佳章
  • 委員:岩本 輝行
  • 委員:岡﨑 嘉子
  • 委員:和田 恵実子

事務局

  • 市民環境部長:今川 利夫
  • 市民環境部次長:白石 光芳
  • 市民環境部次長兼環境保全センター施設課長:田中 信博
  • 環境保全センター業務課長:伊藤 真吾
  • 資源循環推進室長:森 朋子
  • 環境保全センター施設課長補佐:師井 康文
  • 環境保全センター施設課長補佐:中野 芳和
  • 環境保全センター業務課長補佐:有田 洋一
  • 資源循環推進室主査:村岡 和弘
  • 資源循環推進室主任:大田 康二

欠席者

委員1人

次第

  1. 市民環境部長あいさつ
  2. 宇部市廃棄物減量等推進審議会会長あいさつ
  3. 議題
    平成23年度のごみ処理実績等について
    3Rの主な取組の進捗状況について

資料

  1. 平成23年度総括表
  2. 3Rの主な取組のH23年度実績について

議事録

議事録後半部分

(副会長)
私の方から、二点ありまして、いまの段ボールコンポストの件ですけど、これはピートモスを使われているやつですよね。

(事務局)
そうです。

(副会長)
他にもですね。私が前から提唱しているんですけど、ミミズのコンポストもあります。ただ、主婦に嫌われるから、嫌だということがある。ただ、非常に効率良いんです。実はね、シマミミズを入れます。京都大学の先生の完全なお墨付きもついてましてね。できた物がものすごく有能で、堆肥としても、それから土壌改良剤としても非常に有効であると。一つに絞るんじゃなくて、いま言われたように、せっかくお金出して買われるんであれば、ピートモスにするのか、ミミズにするのか選択されてみるのもいいのかなと思っております。それとですね、これは市の補足なんですけど、宇部市はBDFでは県内唯一、バスに使われております。山口県エコ市場という所にも売買されております。で、宇部市のバスの使用状況が非常に評価が高いものでございます。ただ、先ほど言った精製する場所、それから、その費用ですね、そのバランスの問題が多分あろうかと思います。ですので、宇部独自の方法をおやりになるんであれば、この推進、みんなそこでつまづいてBDFが進まないということが、精製の辺にあるようでございますので、オリジナリティーを出すんであれば、エコ市場でちゃんとCO2として売って行く。削減量をですね。そういう事と上手いこと併せてやれれば、市民と一体となってやれれば、そういう壁を打ち破れるのかなあと思いつつ、聞いておりました。特に山口エコ市場、1t当たり3,000円というすごいお得なんですよ。ですから、それを利用されれば良いと思っております。

(会長)
ありがとうございました。他ございますでしょうか。

(委員)
このBDFですね、ここに紙面にバスに使用したと書いてありますが、使用し続けているんですか。

(事務局)
はい、現在も市内を走っておりますバス1台に使用しております。

(委員)
利用されているということですね。はい分かりました。

(委員)
いまの廃食油ですが、業者さん、いま2ℓ1円でお金を出して回収しています。私は長門まで見に行ったんですけど、非常に良い施設でやっていました。宇部にもあるとのことで、宇部も見ましたが、あまり大きなものじゃなかったですが、そのいまのリサイクルするための廃食油の回収に業者さんが、お客さんに1円を払って回収しているというのを、これをやっぱり、市の方でリサイクル事業の応援として、逆にあげるという風にした方がいいんじゃないかなと思いましたね。私も、自分の所に取りに来てもらった時に、1ℓ1円払いますというから、いらないと言ったが、いや、そうなっていますという事で言われたんですけども、何か、向こうの現場に行ってみたら、お金出してでも精製すれば、採算が取れると言っていました。やっぱり、そういう所に税金は使った方が良いんじゃないかなという気がしました。市民が良い事をする。いわば、それなりの心もちでいいですから、良くやっていますね。そういうものが廃食油にしても、段ボールにしても、また、古着、古布は難しいですからね。そういう方向でしていく事と、あと、燃えるごみの一番の残渣ですね。食べ物の売り残れとか、それから、食材にする時の葉っぱとか、たくさん未使用の分が相当個々に持ち込まれているようでございます。残飯ですね。これを豚の飼料にしているんです。ここもすごいなあと思ったのが、一日24tの処理ができるのに、四苦八苦して、皆さんから集めても8t位しかないと。非常に機械は立派なんだけど、肝心な材料が入って来ないと。これも、推進委員会が検討してですね。こういう業者、企業にこそ、しっかりと手を差し伸べて、生ごみをそちらに持っていけば良いんじゃないかなと思いましたので、是非そういう所も検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。

(会長)
ありがとうございました。その他ございますでしょうか。よろしゅうございますか。それでは、いろいろとご意見頂いた分については、また今後、検討をしっかり進めていくという事で、お願いしたいと思います。続きまして、最後その他の議題になりますけども、事務局の方で準備されている議題ございますでしょうか。

(事務局)
その他といたしまして、先ほど議題1の平成23年度のごみの処理実績等におきまして、ごみの排出量が増えている状況、特に燃やせるごみの排出量が増えているということをご報告を申し上げたところでございます。それで、平成23年の2月に策定いたしました、一般廃棄物の処理基本計画におきまして、1人1日当たりのごみの排出量を中間目標年度である、平成27年度までに930g以下にするとしております。平成23年度の実績は1,039gという結果でございまして、平成23年度の目標値1,032gに達していないという状況でございます。また、リサイクル率についても、目標値と乖離しているという状況でございます。
先程ご説明しましたとおり、様々な3Rの普及促進事業を行っているところではありますが、引き続きこれらの取組を更に強化していくとともに、今後新たな施策の展開が必要であると考えております。そこで、現在、新たなリサイクル事業の検討にあたりまして、まずは、審議会委員の皆様のご意見を頂戴したいと考えております。
現在、新たなリサイクルということで、事務局の方で考えておりますのが、水分量が多いとされております、草木及び生ごみのリサイクルでございます。燃やせるごみのうち、草木と生ごみの水分率が80%から90%という風にかなり高いということで、焼却に係る経費も余分にかかっているという現状がございます。これらの水分を減らす事により、ごみの排出量も抑制できるとともに焼却に係る助燃材を減らす事ができるということは、既にご承知の事と思います。
草木につきましては、自治会単位で排出される日曜清掃の草木類の堆肥化について、今後の可能性を探ってまいりたいと考えております。次に、生ごみのリサイクルにつきましては、一般廃棄物の処理基本計画に定められております分別区分、いま9品目の分別区分がございますが、収集運搬の見直しという事が必要になってまいります。したがって、第一段階と致しまして、ごみの減量とごみ処理経費の削減の効果測定を目的としまして、生ごみの分別収集モデル地区を設定し、ごみの排出、そして、収集から資源化に至るまでの一連の実証実験を実施し、その効果と事業そのものの可能性について、実証データを得たいと考えているところでございます。
以上二点について、ご意見を頂戴したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それから、8月25日の土曜日に、「市民と考える市役所ダイエット作戦」というのが開催されます。「市民と考える市役所ダイエット作戦」と言いますのは、事務事業の総点検の一環として、職員自らが、点検した結果に基づく問題点や改善案を仕事見直しサポーターという市民の代表者の方を交えて、公開の場で発表するというものでございます。当日は「生ごみ水切りダイエット」と題しまして、燃やせるごみの含水率を下げる必要性を、市民の方に認識していただき意見交換をする事としております。事務局といたしましては、市民の皆様方に対し、生ごみの水切りの啓発、段ボールコンポストの取り組みを更に進めていきたいと考えておりますので、お時間の許す方は是非、傍聴にいらしてください。以上でございます。

(会長)
ありがとうございます。いま、その他のところでございましたけれども、新たなリサイクルの取組に関して、いまご紹介いただきました。草木類あるいは生ごみに関して、草木に関しては、自治会清掃に関して、それを焼却するのではなくて、他に方法はないか。主には、堆肥化だと思うんですけれども、そのような方向での検討、さらに生ごみに関しては、モデル地区を設定しての実証実験という形での、いま検討に入っているような所でございますが、何かご意見をいただければという風に思いますので、よろしくお願いいたします。いかがでしょうか。

(会長)
まだ、ちょっと具体的に何処でというようなところとかがないと、なかなか意見が申しづらいところもあると思いますけれども、その二つの新たなリサイクルに関しての検討を進めていく事に対して、ご了承いただければと思いますし、先ほどからいろいろとご提案いただいておりますので、それとも絡む所がかなりあると思いますので、そういう所を検討を進めていただくということで、よろしいでしょうか。
(異議なし)
では、そのように進めさせていただければという風に思いますので、よろしくお願いします。

(事務局)
ありがとうございました。

(会長)
その他、ございませんでしょうか。こちらで、事務局の方で用意した議題としましては、以上でございますが、委員の皆様から何か、この機会にございましたらと思いますけど、いかがでしょうか。その他事項としてございましたら、よろしくお願いしたいと思いますが。

(委員)
今の提案に関して一番の問題は水ですから、この水対策をこういう所にもしっかり提案して、水対策をどうするのか、女性もいらっしゃるし、主婦の方もいらっしゃいますが、台所の水対策、生ごみを出す時の半分が水なんですから、その対策をもっと具体的に入れたら良いんじゃないかと思うんですよね。これは、お金をかけなくてできる事ですから、いつもpR版とか裏に書いてありますけど、書いてあるだけじゃあ、いまいちで、今回モデルの中に入れて頂いて、水切りをこうしてやるんだというのも一つ入れた方がいい。パッカー車も二台が一台でいいわけですから、一台は水積んで走っている訳ですから、そういう面では、是非その辺を明記されたら、1,000g切るんじゃないかと思いますので、是非よろしくお願いします。主婦の委員さんに聞いてみて下さい。主婦の方、水切り対策、是非、どうやっているかという事を。

(委員)
単純な事ですけど、ごみをビニール袋に入れる時に、下に穴を開けて、少し水を切ってから、ごみに出すようにしてます。はっきり言って、あれだけパンフレットが回っていますけど、現実にごみを出す人を見ていると、そのままバサッと移したら、水を切ってません。だから、ちょっと穴を開けているだけでも、水切り量が違ってくると思いますので、現実にパンフレットだけでは、年中、水切って、ごみ減量しましょうと書いてあっても、うちに何人かアルバイトいますけど、見ていると絶対、そのまま、ビニールに移して捨ててている。その場で目につくと、チェックするんですけど、やっぱり、pRを読んでても、やるって気が皆さん無いようです。

(委員)
自分でやっているのが、三角コーナーに、市販で売っている、三角コーナー用の網を敷いて、その中に生ごみを入れていまして、出す時に絞って、それ以外の下に溜まってしまう、流しの所に、それは、手に取って、三角コーナーの網を出す前に入れて、一緒に絞って、そして、新聞紙で包んで出しています。で、多分、回覧版とかで回って来ていますよね。なかなか、見られる方は少ないかもしれないので、自治会単位で具体的にこうして絞って出すと、もっと減るっていう風にやらないと、多分そこまで意識が回らないと思います。以上です。

(会長)
どうも、貴重なご意見ありがとうございます。やはり回覧版など、いろいろな形でpRっていうのは、いままでは出されてきているとは思うんですけれども、やはりもう少し、実際に具体的にもうちょっとプラスアルファーでお見せすることによって、こういう風にやると、実はあと一割切れますよとかですね。一割というのは、一割程切れるかどうかは、ちょっと分からないんですけども、そういう具体的なものをホームページ等でもう少しやってみるとか。印刷物を入れると結構お金がかかってしまうんですけれども。多少なりと目に見える所でpRをしていければ良いかなと思っております。そういう所を考えますと、やはりもうちょっと広報のやり方というのも、もちろん見ておられる方もいらっしゃると思うんですけど、人の年代とか性別とか、そういう所にもよっても見る所がちょっと違ったりとかしますので、そういう所で少し広げていけたらなと考えております。よろしくお願いします。他ございますでしょうか。
よろしゅうございますか。それでは、以上で用意していただいた、議題全て終了となりましたので、本日の第47回宇部市廃棄物減量等推進審議会を閉じさせていただきたいと思いますがよろしいでしょうか。
どうもありがとうございました。

(事務局)
ありがとうございました。以上を持ちまして、全ての日程を終了します。皆様お疲れ様でした。ありがとうございました。

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