HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの接種
子宮頸がんは、子宮頸部(子宮の出口)にできるがんで、若い世代の女性のがんの中で多くを占めます。
日本では年間約 10,000人の女性がかかる病気です。子宮頸がんの発生には、その多くにヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関連しているとされています。
HPVには、200種類以上のタイプがあり、このうち子宮頸がんなどの原因となるHPV16、18型など15種類が「高リスク型」に分類され、そのほか尖圭コンジローマ等の原因となるHPV6、11型などが「低リスク型」に分類されます。HPVは女性の多くが一生に一度は感染するといわれるウイルスです。感染しても、ほとんどの人ではウイルスが自然に消えますが、一部の人でがんになることがあります。
現在、感染した後にどのような人ががんになるのかわかっていないため、感染を防ぐことががんにならないための手段です。
HPVワクチンの定期接種について
積極的な勧奨の再開について
HPV(子宮頸がん予防)ワクチンについては、平成25年6月14日厚生労働省の通知に基づき、これまで積極的な勧奨を差し控えてきましたが、令和3年11月26日付の厚生労働省通知により、積極的に接種をおすすめすることが再開されました。
また、令和3年12月28日付け厚生労働省の通知により、勧奨が差し控えられた期間に接種の機会を逃した方を対象に、公平な接種機会を確保する観点から、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間キャッチアップ接種が行われました。
★接種を検討・希望される際は、厚生労働省が作成した以下のリーフレットを必ずお読みください★

ワクチン接種の「意義・効果」
子宮頸がんの主な原因ウイルスの感染を防ぎます。

接種対象者
小学6年生~高校1年生相当年齢の女子
(標準的な接種対象者:中学1年生)
料金
無料
接種場所
接種に必要なもの
- 親子健康手帳等(接種履歴がわかる書類)
- マイナンバーカード等(住所・氏名・生年月日が確認できる書類)
※予診票は指定医療機関に備え付けています。
対象ワクチン
9価HPVワクチン(シルガード9)
※令和8年4月1日から、2価(サーバリックス)及び4価(ガーダシル)ワクチンは、定期接種で使用するワクチンから除外されました。
一般的な接種スケジュール
一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。
接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。

※1: 1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要となります。
※2・3: 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
ワクチン接種後に起こりえる症状
主なものは接種部位の痛みやはれです。
- HPV(子宮頸がん予防)ワクチン接種後にみられる主な症状には、接種部位の痛みやはれ、赤みがあります。その他、接種部位のかゆみや出血、不快感なども報告されています。
|
発生頻度 |
主な副反応 |
|---|---|
| 50%以上 | 疼痛* |
| 10~50%未満 |
腫張*、紅斑*、頭痛 |
| 1~10%未満 | 浮動性めまい、悪心、下痢、そう痒感*、発熱、疲労、内出血*など |
| 1%未満 | 嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、出血*、血腫*、倦怠感、硬結*など |
| 頻度不明 | 感覚鈍麻、失神、四肢痛など |
*接種した部位の症状 添付文書より厚労省にて作成
まれですが重い症状が報告されています。
- 呼吸困難、じんましんなどを症状とする重いアレルギー(アナフィラキシー)
- 手足に力が入りにくいなどの症状(ギラン・バレー症候群という末梢神経の病気)
- 頭痛、嘔吐、意識の低下などの症状(急性散在性脳脊髄炎(ADEM)という脳などの神経の病気)
男性へのHPVワクチン接種について
宇部市では、法定外の予防接種である男性へのHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン接種に対して接種費用を助成します。
男性のHPVワクチン接種は、HPVが原因と考えられている自身の中咽頭がんや肛門がんなどの発症を予防するだけでなく、将来のパートナーをウイルスから守り、子宮頸がんの予防にもつながります。
詳しくは、下記リンク先をご覧ください。
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 健康増進課
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