アイデア選定委員会
本市は、宇部新川駅周辺に誰もが安心して利用できる快適な公衆トイレが少ないという市民の声を受け、新たに多目的公衆トイレを整備します。
整備にあたっては、地域共生社会の実現に向けたバリアフリー化や、市の玄関口として魅力ある機能や空間の整備など、中心市街地のにぎわい創出の観点で取り組むこととしています。また、山口大学との包括的連携協定に関する枠組みを活用し、次代を担う建築家(同大学工学部、同大学院創成科学研究科の学生)から、公衆トイレの設計と周辺駐輪場の配置を含めたアイデアを提案していただきます。
「宇部新川駅多目的公衆トイレのアイデア」選定委員会
開催日時
令和4年10月21日(金曜日)
委員構成
市内部委員2名、外部委員3名の計5名
開催内容
山口大学工学部の学生から提出された18作品のうち、学内で選定された3作品のアイデアの中から採用案1作品を当選定委員会で決定
決定した採用案
作品名
ちょっとひと駅(いき)
提案者
山口大学工学部 感性デザイン工学科4年 末田 光、良田 允(2名によるチーム)
講評
新川駅周辺の現状や問題点の把握に努めており、建物についてシンプルであるが日影やたまり場的空間の配置、駅舎との色彩的調和や大きな屋根によるつながりなどトイレの利便性にも配慮されている。レンタサイクルを活用した市内の魅力に触れる機会の創出など、賑わいにつながるアイデアも盛り込まれており、事業の実現性等も高い。
その他の案1
作品名
はじまるレストルーム
提案者
山口大学工学部 創成科学研究科 建築学コース 大学院1年 工藤 千紘
講評
宇部市のことをよく調べており、その中で市の花であるサルビアをアイデアに取り入れ、今後のまちづくりにつなげる提案とした点は評価できる。また、天井に設けた窓からの採光や夜のライトアップが魅力的であったり、高い位置から駅側を臨む風景などのコンセプトにも好感が持てた。
その他の案2
作品名
UST2 ウベ シンカワ トイレ&テラス
提案者
山口大学工学部 創成科学研究科 建築学コース 大学院1年 原 さくら
講評
トイレや駐輪場のみならず、カフェの併設や彫刻の配置など全体を1つのパッケージとして捉えた時の完成度が高く、にぎわい創出への寄与が期待できる。また、駅北側への連絡の検討など周辺環境に着目した点、施設の運営方法に踏み込んだ事業スキームの提案は評価に値する。
このページに関するお問い合わせ
都市政策部 中心市街地活性化推進課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号
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