宇部市バイオマス産業共創コンソーシアムの各プロジェクト

ウェブ番号1005894  更新日 2021年2月10日

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竹プロジェクトについて

市内事業者等と連携し、市内北部の里山を中心に採取されたタケノコを活用した加工品・メニューの開発、販路拡大などからタケノコを地域の名産とする実績を重ねてきました。また、竹林整備や竹資源の活用についても、山陽小野田市に竹専焼バイオマス発電所を建設中であり、竹発電の資源としての活用へも広がりを見せてきました。この機運を捉え、生産者の所得向上、雇用の創出、竹資源の活用による再生可能エネルギーの導入を推進し、地域の活性化を図るため「山口うべ竹エコシステム協議会」を設立し、タケノコ部会・竹発電部会を立ち上げました。タケノコ部会では、竹の伐採、タケノコの収穫・集荷に向けた取組を、また、竹発電部会では、竹林情報の把握や竹の発電所への搬入に向けた実証実験等を行うなど着実に事業を進めており、定例部会を開催して事業の進捗状況を互いに報告する情報共有の場としています。

生ごみバイオガスプロジェクト

平成27年度に実施した「宇部市生ごみを活用したバイオマス発電事業可能性調査」において、生ごみを活用したバイオガス発電施設について、その概要とロードマップ、解決すべき課題が抽出されました。一般廃棄物の家庭系生ごみと事業系生ごみを原料とし、メタン発酵で生成されたメタンガスによりガスエンジンでの発電(自家消費)。また、発酵残渣については、消化液を液肥として農地へ還元し、農作物のブランド化、できた農作物の調理くずを、またメタン発酵に回す、食品リサイクルループの構築を考えています。

紙からエタノール変換プロジェクト

一般廃棄物中の生ごみや紙ごみ等のバイオマスから、化石燃料の代替となるエタノールを製造する技術で、山口大学農学部の山田守教授を代表とする研究グループにおいて、微生物を利用する「バイオエタノール」生産系の開発研究が東南アジア諸国の大学研究機関と進められ、40℃の高温環境下で発酵可能な酵母菌が開発されました。 さらに、日立造船株式会社が構築したバイオマス二段階原料化システムに、この酵母菌を適用した結果、エタノール製造で所定の性能を有することが確認されました。 紙からエタノール変換プロジェクトでは、このエタノール製造技術の実用化と山口県内での地産地消型廃棄物処理システムの構築を目指します。

紙おむつ再生プロジェクト

使用済紙おむつのリサイクルが各自治体で大きな課題となっている中、ユニ・チャーム株式会社は、使用済紙おむつを、木から取り出した新しいパルプ(バージンパルプ)と同等の品質に再生し資源化するオゾン処理方法を開発しました。 紙おむつ再生プロジェクトでは、この技術の実用化とそのために必要となる紙おむつの分別・収集運搬システムの構築を目指します。

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