宇部市バリアフリー化マスタープラン

ウェブ番号1005361  更新日 2024年2月13日

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「宇部市バリアフリー化マスタープラン」を策定しました

宇部市は、「東京2020オリンピック・パラリンピック」の開催を契機として、「共生社会ホストタウン」に全国で初めて登録されました。共生社会の実現には、建築物や道路等のバリアフリー化が不可欠であり、多くの人が集まる地区では、面的・一体的なバリアフリー化の方針を示すことが必要です。

マスタープランでは、バリアフリー化の促進が特に必要な地区を「移動等円滑化促進地区」として設定し、その地区のバリアフリー化の方針を示すとともに、市域全体のバリアフリー化に関する方針についても示しています。

マスタープラン策定により、市民、事業者、行政がバリアフリーについての考え方を共有し、バリアフリー化を促進することで、誰もが安全・快適に暮らせる共生とにぎわいのあるまちづくりに取り組みます。

表紙:宇部市バリアフリー化マスタープラン

計画の期間

令和2年度~令和6年度(5年間)

基本理念

「誰もが安全・快適に暮らせる共生とにぎわいのあるまちづくり」

基本目標

  1. 誰もが安全・快適に移動できる暮らしやすいまちの実現
  2. 誰もがバリアフリー化に取り組む共生のまちの実現

移動等円滑化促進地区

届出制度

公共交通事業者または道路管理者は、移動等円滑化促進地区の区域において、旅客施設と道路の境目等の改修等を行う場合は、工事に着手する30日前までに市への届出が必要となります。

移動等円滑化に関する情報の収集

各施設におけるバリアフリー設備の有無及び設置個所等は高齢者、障害者等がその施設を利用するために必要な情報となります。

そのため、公共交通事業者等及び道路管理者は市への情報提供が義務付けられています。

また、路外駐車場管理者等、公園管理者等及び建築主等においては努力義務となっています。

移動等円滑化促進地区(生活関連施設)バリアフリー化の状況

「宇部市バリアフリー化マスタープラン」策定の経緯

平成28年4月に障害者差別解消法が施行され、障害がある人もない人も分けへだてなく、お互いに人格と個性を尊重しあいながら共生できる社会づくりが求められています。

宇部市では、平成29年4月に「宇部市障害のある人へのコミュニケーション支援条例」を施行し、障害の特性に応じたコミュニケーション手段の選択と利用する機会を確保するとともに、コミュニケーション支援のために必要となる移動の支援(施設のバリアフリー化)もあわせて推進することとしています。

また、共生社会ホストタウンとして、ユニバーサルデザインのまちづくりを進め、障害のあるなしにかかわらず、お互いの個性を認め合い、安心していきいきと暮らせる共生社会を実現するため、バリアフリーのまちづくりに向けて積極的に取り組んでいく必要があります。

「宇部市バリアフリー化マスタープラン」の策定にあたって

「宇部市バリアフリー化マスタープラン」の策定にあたっては、市民の意見を反映することが重要です。まち歩き点検及びワークショップに参加していただき、公共交通機関や建築物、道路、信号機等の「ハード的」なバリアフリー化だけでなく、案内などの「情報保障」、お互いに助けあう「心のバリアフリー」も含め、実際に歩いてみて、気づいた点を皆で共有し、「宇部市バリアフリー化マスタープラン」に反映することを目的としています。

本市の中で、旅客施設を中心とし、高齢者や障害者などが利用する施設が集まった地区として「宇部駅周辺」と「市役所周辺」の2地区を選定しました。

「宇部市バリアフリー化マスタープラン(案)」に対するパブリックコメントの実施結果について

「宇部市バリアフリー化マスタープラン(案)」に対する意見募集について、いただいたご意見に対する市の考え方をまとめましたので公表します。

貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。

宇部市公共交通協議会(移動等円滑化促進方針関係)について

高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(平成18年法律第91号)第24条の2の規定に基づく、宇部市移動等円滑化促進方針(バリアフリー化マスタープラン)を策定するため、宇部市公共交通協議会に移動等円滑化促進方針に関する協議を行う分科会を設置しました。

「まち歩き点検及びワークショップ」を開催しました

宇部駅周辺

令和元年6月23日(日曜日)にJR宇部駅周辺を高齢者や障害のある方など19人の参加のもと、「バリアフリー化マスタープラン」の策定に向け、実際に歩いて移動経路や施設の問題点を点検して整理する「まち歩き点検及びワークショップ」を開催しました。

参加者は3つのグループに分かれそれぞれ異なる経路を実際に歩いて点検しました。点検終了後、グループごとに現地で点検した良い点や問題点、改善点などを参加者からあげてもらい、地図を用いて整理しました。様々な立場からの意見があり、日常生活や社会生活で感じている心のバリアフリーや施設面(ハード面)での整備の必要性などが確認できました。

写真:説明1
全体説明の様子
写真:説明2
車いす使用説明の様子

まち歩き点検の様子

写真:まち歩き点検1

写真:まち歩き点検2

ワークショップの様子

写真:ワークショップ1

写真:ワークショップ2

市役所周辺

令和元年6月30日(日曜日)に「まち歩き点検及びワークショップ」を開催しました。今回は市役所周辺を参加者25人で4つのグループに分かれて異なる経路を歩いて点検し、地図を用いて整理しました。高齢者、障害者の方と一緒に歩いて点検することで、たくさんの気づきを見つけることができました。

まち歩き点検の様子

写真:まち歩き点検3

写真:まち歩き点検4

ワークショップの様子

写真:ワークショップ3

写真:ワークショップ4

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