紙本着色八幡縁起絵巻(横瀬八幡宮)

ウェブ番号1003991  更新日 2021年2月26日

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写真:紙本着色八幡縁起絵巻(横瀬八幡宮)

種別
山口県指定有形文化財(絵画)
登録年月日
1969年(昭和44年)4月25日
所有者・管理者
横瀬八幡宮
制作年代
室町時代
名称 カナ
シホンチャクショクハチマンエンギエマキ
所在地
宇部市小野(上小野)
説明
上巻縦35.7センチメートル、全長18.67メートル、下巻縦35.7センチメートル、全長13.73メートルで、木箱に納められています。八幡縁起絵巻は祭神の応神天皇の母、神功皇后の武勲や八幡宮の創立記などを、絵と詞書で交互に記したものです。この絵巻の絵は土佐派の様式を持ち、特に背景の山水の描写は写実的な手法が用いられ、熟練した人の作と見られます。
箱書には、1516年(永正13年)に僧徳在が横瀬八幡宮に絵巻を寄進したと墨書してあり、絵巻の製作もその頃と思われます。
横瀬八幡宮は、1327年(嘉暦2年)の創建で、末信正八幡宮を勧請したと伝えられ、また別の記録では、同年宇佐八幡宮を勧請し、厚東武政が建立したともいいます。

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