「宇部市立小中学校校則見直しに関するガイドライン」の策定

ウェブ番号1020171  更新日 2023年8月28日

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子どもたちが成長するための取組の一環として、「宇部市立小中学校校則見直しに関するガイドライン」を策定しました。
子どもたちが、自分の通う学校のきまりや校則を自分事と捉え、児童生徒同士や周りの大人と対話をしながら、自らの充実した楽しい学校生活のために行動できるようになることを目指していきます。

校則見直しの背景

国の第4期教育振興基本計画(令和5~9年)やこども基本法(令和5年4月施行)の中で、子どもの権利擁護や意見を表明する機会の確保・意見の尊重等が位置付けられ、「日本社会に根差したウェルビーイング(※)の向上」が求められています。

※ウェルビーイング(Well-being):身体的・精神的・社会的に良い状態にあること。短期的な幸福のみならず、生きがいや人生の意義などの将来にわたる持続的な幸福を含む。 

また、生徒指導提要の改訂(令和4年12月)により、様々な教育活動を通して、児童生徒が主体的に課題に挑戦してみることや多様な他者と協働して創意工夫することの重要性などを実感することが大切とされています。

そこで、宇部市では、令和5年5月に「校則見直しに関するアンケート」を児童生徒(小学5、6年、中学校1~3年生)、教職員、保護者を対象に無記名で実施しました。どの立場からも、「自分の(子どもが通う)学校の校則(生活のきまりややくそく)の見直しが必要」との回答が4割程度あり、また、「校則(生活のきまりややくそく)を子どもたちが作ったり考えたりする場が必要」との回答も5割を超える結果となりました。

小中学校による校則の見直しについて

これらの背景を受けて、「宇部市立小中学校校則見直しに関するガイドライン」を策定しました。

本ガイドラインを参考に、各小中学校において、校則見直しの仕組みづくりや校則見直し委員会を実施するなどして、校則の見直しを進めていきます。

宇部市教育委員会は、各小中学校の取組をサポートし、校則についてのお問い合わせや相談等をお受けします。

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