アーティスト・イン・レジデンス

ウェブ番号1004771  更新日 2022年8月31日

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アーティスト・イン・レジデンスとは、国内外から招聘されたアーティストが地域に一定期間滞在し、地域との交流を図りながら、創作活動を行うプログラムです。

本市では、これまでUBEビエンナーレの開催にあたり、彫刻家が一定期間滞在し、ワークショップ等で市民との交流を図りながら実物作品を制作するなど、アーティストインレジデンスを進めてきています。

さまざまな分野のアーティストやクリエイターが本市に滞在し、創作活動や地域交流を行うことで、市民が多彩な文化活動に触れる機会の拡大と、「アートのまち」として本市への移住・定住につなげていくことを目指します。

平成28年度招聘アーティスト

在本彌生(ありもとやよい) 写真家

プロフィール

写真:在本彌生

東京都出身
航空会社勤務時に写真と出会い、以降、写真の世界に入り、美しく奇妙、クールで温かい魅力的な被写体を求め世界を飛び回る。
2006年より、フリーランスフォトグラファーとして活動し、現在、雑誌、カタログ、CDジャケット、テレビCM、広告、展覧会などで活躍中。

滞在期間

2017年1月27日~1月29日

滞在期間中の活動内容

  1. 現地の視察、写真愛好家団体との情報交換
    岬漁港周辺や、中心市街地等のロケハン、及び市内写真愛好家団体との情報交換会の実施
  2. 高校生対象のワークショップ(慶進高校)
    渡辺翁記念会館において、「場所と人の組み合わせ(ストーリー)を考えた撮影会」を開催。
    自己紹介等の後、写真撮影指導及び高校生が撮影した写真の講評を行った。
  3. 市民ワークショップ(公募市民)
    公募市民21人と一緒に、渡辺翁記念会館及び周辺で、「誰かに教えたくなる1枚」をテーマに撮影を実施。その後、中央町三丁目(川崎美術館そば)の「まちなか市民★きらめきギャラリー」にて、参加者がそれぞれが撮影した写真について、講評等を実施。その後、意見等交換会の開催。
  4. 市内の特色ある風景等の撮影
    特色ある市内の風景を撮影。岬漁港、JR宇部線、ヒストリア宇部(旧宇部銀行館)、永山本家酒造場、ときわ動物園などを撮影

写真:ワークショップの様子1

写真:ワークショップの様子2

滞在拠点

お試し移住用住宅(岬) 宇部市八王子町12-11を利用

武田充生(たけだみつお) 彫刻家

プロフィール

写真:武田充生

下関市出身
第26回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)に「跡/a mark」を出品し、島根県立石見美術館賞を受賞。同展での受賞を機に東京藝術大学講師を辞し、彫刻家として本格的に活動を始める。
2016年8月、宇部市ときわ湖水ホールアートギャラリーにて、「【夏の美術室】武田充生のおばけ塾」を開催

滞在期間

2016年11月24日~12月7日

滞在期間中の活動内容

  1. 中学生対象のワークショップ(市立桃山中学校)
    彫刻鑑賞の出前授業を実施し、生徒が「わやチャリ」(※下記2参照)の下絵描きを体験するなど中学生との交流を図る。
  2. 「わやチャリ」制作
    方言で「めちゃくちゃにする」などを意味する「わや」をテーマに、中心市街地の多世代交流スペースしばふ広場(中央町三丁目)や銀天エコプラザ前(中央町二丁目)にて、使わなくなった自転車を活用し、自由なアイデアでユニークな自転車「わやチャリ」を制作
  3. 「わやチャリパレード」開催
    制作した「わやチャリ」に参加者が実際に乗って、商店街をパレード

写真:わやチャリ1

写真:わやチャリ2

滞在拠点

お試し移住用住宅(岬) 宇部市八王子町12-11を利用