勤労青少年会館の閉館について

概要

現在臨時休館中の勤労青少年会館について、令和5年5月以降も利用を停止し、閉館・解体に向けた手続きを進めていくこととします。

経緯

本施設は、昭和42年に建築後、50年以上が経過し、耐震性もないことから、公共施設等個別施設計画において、令和6年から7年にかけて廃止する予定としていましたが、令和5年2月17日に外壁の一部が落下したため、4月30日まで臨時休館とし、今後の会館利用について検討を進めてきました。

検討の結果、建物を安全に利用していただくためには、約2,000万円の工事費が必要であること、また、工事完了までには1年以上を要する見込みであることから、完了後の利用可能期間、費用対効果等を考慮し、閉館の手続きを進め、土地の売却と合わせて早期に建物を解体することが合理的であると判断したものです。

今後について

1. 5月臨時会に、設置条例の廃止案と、売却・解体に必要となる経費についての補正予算案を提出する予定。
2. 施設利用登録団体に対し説明を行い、代替施設の紹介や利用する際の支援を行います。
3. プラネタリウムや天文ドームにおいて実施してきた天文教育については、最新のデジタル機器の活用や移動天文教室等の実体験を組み合わせながら、関係団体と連携して効果的に進めていきます。

会館を利用されてきた皆様には、大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解いただきますようお願いいたします。