報道発表

次代を担う建築家(学生)のアイデア案 採用決定 宇部新川駅に多目的公衆トイレを整備します

ウェブ番号1017483  公開日 2022年10月25日

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本市は、宇部新川駅周辺には誰もが安心して利用できる快適な公衆トイレが少ないという市民の声を受け、新たに多目的公衆トイレを整備します。

整備にあたっては、地域共生社会の実現に向けたバリアフリー化や、市の玄関口として魅力ある機能や空間の整備など、中心市街地のにぎわい創出の観点で取り組むこととしています。

このたび、山口大学との包括的連携協定に関する枠組みを活用し、次代を担う建築家(同大学工学部、同大学院創成科学研究科の学生)から、公衆トイレの設計と周辺駐輪場の配置を含めたアイデアを提案していただき、採用案を決定しました。

今後も、もっと暮らしやすいまちにするために、いつか帰ってきたくなるまちにするために、「誰かが創る宇部じゃなく、みんなで創る宇部に」となるよう、地域を支えるさまざまな立場の方々とともに、共創によるまちづくりを進めていきます。

宇部新川駅多目的公衆トイレのアイデア採用案

作品名

「ちょっとひと駅(いき) 」

設計趣旨

駅から駐輪場・公衆トイレまでのつながりを持たせ、トイレの外壁色や開放的な宇部の空の変化を日々感じられる設計とし、屋根の色など駅舎との調和にも配慮した。また、レンタサイクルで市内各所をつなぐアイデアも提案している。

学生プロフィール

感性デザイン工学科 4年

末田 光(すえだ ひかる)、良田 允(よしだ まこと) (2名によるチーム)

イメージ図

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決定の経緯について

山口大学内での選定

  • 工学部感性デザイン工学科2年生以上および大学院創成科学研究科の学生に対し、学内課題として個人もしくは少数名によるチームでの応募者を募ったところ、総勢29名から18作品のアイデア提出があった。
  • 同学科に所属する教員11名による選考において、市が掲げる「共創」やウォーカブルの他、駅舎との調和や利用者への配慮等の点で高い評価を得た3作品を選定、市に提出していただいた。

採用案の選定

  • 採用案決定のため、「宇部新川駅多目的公衆トイレのアイデア」選定委員会を設置。 ※市内部委員2名、外部委員3名の計5名で構成
  • 令和4年10月21日(金曜日)開催の選定委員会で、学生によるプレゼンテーション実施後、選定委員による採点・協議の結果、新川駅周辺の現状や問題点の把握、駅舎とのつながりやトイレの利便性、レンタサイクルを活用した市内の魅力に触れる機会の創出や事業の実現性等の点で高い評価を得た本作を採用案として決定した。

今後の予定について

実施設計について

今回採用されたアイデアのエッセンスを反映しつつ、予算内での具現化に向けて実施設計を進めていく。また、採用された提案者は、担当教授の指導のもと、実施設計及び工事の監修に携わっていただく。

今後のスケジュール(予定)

  • 令和 4 年 10 月下旬から 実施設計着手
  • 令和 5 年 3 月中旬から 工事着手
  • 令和 5 年 8 月中旬 工事完了

このページに関するお問い合わせ

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