報道発表
山口大学医学部に「SDS支援システム開発講座」を設置
宇部市では、ひきこもり者の支援の実態を把握し、ひきこもりに関わる支援者の人材育成とひきこもり支援体制の充実を図るため、令和4年7月から、山口大学医学部に社会連携講座「SDS支援システム開発講座」を設置しています。
※SDSとは、Social Distancing Syndrome(社会的距離症候群)の略です。
経緯
全国でひきこもり者の数は、約115.4万人とされ、そのうち、中高年者(40~60歳)のひきこもり者は61.3万人いると報告されています。(2019年内閣府調査)
近年では、ひきこもりが長期化しており、ひきこもり者を支える親が高齢化し、精神的・経済的に限界を迎えた、いわゆる「8050問題」が深刻化しています。宇部市においても、ひきこもり者は1,600人を超えていると考えられ、当事者やその家族に対する支援が課題となっています。
SDS支援システム開発講座
内容
本市におけるひきこもり者の支援の実態を把握し、本市のひきこもりに関わる支援者の人材育成とひきこもり支援体制の充実を図ります。
予算額
200万円(ひきこもり対策推進事業委託料)
講座設置期間
令和4年7月1日~令和5年3月31日
担当教員
山口大学医学部 山根 俊恵 教授
山口大学医学部 御手洗 みどり 助教
山口大学医学部 米元 富貴代 助教
期待される効果
宇部市の支援体制の充実及び同様の課題を持つ他自治体のひきこもり支援体制の充実(宇部モデルの拡大)が期待されます。
市民向け講座の開催
本講座の設置に伴い、市民向け講座の開催
市民向け講座:誰もがなりうる「ひきこもり」の正しい知識 ~SDS宇部モデルの構築に向けて~
日時
令和4年11月5日(土曜日)10時~12時30分
場所
山口大学医学部附属病院A棟1階オーディトリアム(宇部市南小串1-1-1)
対象
宇部市に住所を有する人、または宇部市に通勤・通学する人
定員
100名(当日は、オンラインによる配信も予定しています。)
(注)申込み等の詳細は、後日、宇部市や山口大学のウェブサイト等案内予定。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 障害福祉課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号
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