報道発表
山口大学医学部に「小児救急地域医療学講座」を設置
宇部・小野田医療圏域は、県内の他の医療圏域と比較して、医療機関や医療従事者が多い環境ですが、救急医療の現場では、医師の高齢化や若手医師の確保が困難な状況となっており、特に深夜帯における急病時の受診は小児救急医療従事者の負担要因となっています。
このため、本市では、安定的な小児救急医療体制の確保に向け、小児軽症患者の適正な受診行動の推進や救急医療従事者の負担軽減を図ることを目的として、令和4年4月から、山口大学医学部に社会連携講座「小児救急地域医療学講座」を設置します。
本講座の取組や成果を医師会等の関係機関と共有・連携し、こどもの命を守る小児救急医療体制の確立を目指していきます。
小児救急地域医療学講座
(1)内容
宇部・小野田医療圏域の小児救急医療の現状と課題の分析や小児救急患者の適正受診等に関する調査・研究
(2)予算額
1,200万円(小児救急地域医療学講座委託料)
(3)期待される効果
小児軽症患者の適正受診の推進、医療従事者の負担軽減、小児救急医療の安定的な運営
(4)その他
医師会等の関係機関と連携し、小児救急医療の体制の確立に向けて協議する場を設け、本講座の取組と成果を活用しながら、検討を進めていく。
(参考)
山口大学 社会連携講座
自治体等を交えた外部機関との間で地方創生(地方における雇用創出、地域産業の活性化等)を推進するもの
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