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更新日:2019年5月10日

宇部のお茶について

宇部市八十八夜お茶まつり

茶園1毎年5月初旬に、宇部市小野地区にある藤河内(ふじごうち)茶園で開催され、市内外からの多くのお客さんで賑わいます。
当日は、新茶の接待・販売、地元特産品の販売、各種バザーなどの行事が催されますが、なかでも皆さんの一番のお目当ては「茶摘み体験」で、このお祭りならではのイベントです。
あなたも、初夏の1日をこの広大な「藤河内茶園」で満喫されてみてはいかがでしょうか。
当日は、市内からの直行バス(要予約)もご用意しておりますので、ご家族、ご友人をお誘いあわせのうえ是非ご来場ください。

お茶に関するQ&A

Q1 宇部市小野地区で、どれだけのお茶が生産されているの?

茶園2A1 宇部市北部にある小野地区の茶園(藤河内茶園、七福茶園)においては、平成20年産で、栽培面積としては70ha、生産量としては、生茶で739トン、荒茶で163トンの実績があり、「山口茶」として出荷されるお茶の約9割がこの小野地区の茶園で生産されています。
生産量からすると、全国的には他の産地に比べると非常に少ないですが、この小野地区の茶園のように1箇所に70haも集まっている茶園は珍しく、他県ではそのような茶園がないため、「西日本一の規模を誇る大茶園」と言われているようです。


平成20年産茶の摘採実面積及び荒茶生産量(資料:農林水産省統計)
県名 面積(ha) 数量(t) 県名 面積(ha) 数量(t)
静岡県 18,500 40,100 京都府 1,380 2,770
鹿児島県 7,940 26,000 熊本県 1,380 1,680
三重県 3,010 7,490 埼玉県 954 914
福岡県 1,430 2,330 佐賀県 940 1,780
宮崎県 1,400 3,850 奈良県 696 2,360

Q2 この小野地区の茶園で作られているお茶の品種は?

茶A2 小野地区の茶園で作られているお茶の品種は「やぶきた」という品種で、全国で最も多く作られているお茶の品種です。
次のような特性があるため、全国的に普及しています。独特な強い香りを漂わせ、ほのかな渋味を持ち甘味に富んでいます。

  • 広域適応性品種で、作りやすく、耐寒性に優れている
  • 煎茶としての品質が極めて優れている
  • 集約的管理を行えば高い収量を上げることができる

Q3 茶園の中にたくさん立っている「扇風機」みたいな機械は何ですか?

防霜ファンA3 あれは、「防霜(ぼうそう)ファン」というお茶に付く霜を防ぐための機械です。
新茶の芽が伸びる4月は、まだ朝晩の冷え込みが強く、遅霜が降りる日が多くあります。新芽に霜が付くと、霜が解けて蒸発する際に急速に気化熱を奪うため、人が日焼けを起こして肌が焼けるのと同様に芽が焼けてしまい、お茶が収穫できなくなります。
そこで、この防霜ファンを動かして、上空数メートルのところにある比較的暖かい空気を地表付近に送り込むことにより、お茶に霜が付かないようにするのです。

Q4 茶園で作られたお茶は、どのようにして消費者まで届くの?

A4 お茶ができるまで

  1. 「茶摘み」
    毎年4月下旬から5月頃、お茶の摘み採りが始まります。摘み採られた茶葉(生葉)は「荒茶(あらちゃ)工場」へと運ばれます。
  2. 「荒茶(あらちゃ)工場」
    摘み採られた茶葉を蒸して揉んで乾燥させます。こうしてできたものを「荒茶(あらちゃ)」といいます。
  3. 「製茶工場」
    ここで、荒茶の形や大きさを整えたり、お茶の香りを引き出して、箱や袋に詰めて商品にします。
  4. 「お茶の販売店」
    製品となったお茶は、百貨店、スーパー、お茶専門店、JAの各店舗等で販売されます。

Q5 茶園で作られたお茶は、どんな種類のお茶になるの?

A5 「お茶」は、ツバキ科の低木樹「カメリア・シネンシス(Camellia sinensis)」という植物の葉を煎じて飲む飲み物です。実は、世界で飲まれているお茶は、すべて同じ茶の品種から作られ、栽培方法や製造方法によって、緑茶や紅茶、ウーロン茶など、見た目も味も香りも違う、色々な種類のお茶になっていくのです。

お茶 不発酵茶(緑茶) 蒸し製(日本式) 煎茶 日本茶の代表で、最も多く飲まれているお茶。摘んだ茶葉を蒸して揉んで乾燥させて作ります。 小野の茶園で作られているお茶
深蒸し煎茶 煎茶に比べ、蒸し時間を長くして渋みをおさえ、甘味のあるまろやかな味のお茶。
番茶 伸びて硬くなった茶葉や、煎茶の仕上げ工程で除かれた茶葉や茎を原料としたお茶。
粉茶 煎茶の仕上げ工程でふるい分けされた粉末状のお茶。
茎茶 煎茶の仕上げ工程でふるい分けされたお茶の茎や葉柄を原料としたお茶。
ほうじ茶 煎茶や番茶を強い火で炒って作られたお茶で、香ばしい香りが特徴。
玄米茶 煎茶や番茶に炒った米を混ぜて作られたお茶。香ばしい玄米の香りがお茶の味を引き立てます。
玉露 お茶の木に覆いをかけ、日光を遮って作られたやわらかい茶葉を原料として、煎茶と同様に製造したお茶。 小野の茶園で作られていないお茶
蒸し製玉緑茶 仕上げの段階で、精揉工程(まっすぐに撚る工程)を省略し、揉みながら乾燥して勾玉状にしたお茶。別名「グリ茶」ともいいます。
てん茶 新芽が伸びだした頃に、茶園に覆いをして栽培し、蒸した茶を揉まないで乾燥させたお茶。
抹茶 てん茶を石臼などで挽いて、細かい粉末にしたもの。茶道で使われますが、苦い・渋い・旨いなど、茶葉の味がそのまま出るため、茶葉の質が大きく問われます。
釜炒り製(中国式) 釜炒り製玉緑茶 鉄製の釜で茶葉を炒って仕上げたお茶。丸い形をしており、炒った香りが特徴。主に九州地方で作られます。
半発酵茶 ウーロン茶 半発酵茶で、緑茶と紅茶の中間に位置する香り高いお茶で、さっぱりとした風味が好まれています。台湾・中国が主な産地。
発酵茶 紅茶 茶葉を完全発酵させて揉みながら乾燥させたお茶。インド・スリランカなどが主な産地。

Q6 お茶の「おいしい入れ方」を教えてください。

A6 お茶の入れ方(目安)

種類 人数 茶葉の量 湯の温度 湯量 湧出時間
煎茶(上) 3人 6g 70℃ 180cc 2分
煎茶(並) 5人 10g 90℃ 450cc 1分
番茶 5人 15g 100℃ 650cc 30秒
ほうじ茶 5人 15g 100℃ 650cc 30秒
【ポイント】
  1. 茶の種類・特徴をよく理解し、お湯の温度をしっかり守りましょう。はじめにお湯を3~5分沸騰させると、ほぼカルキ臭が抜けますので、その後、適正な温度になるまで湯冷ましをして急須に注ぐと良いでしょう。
  2. 急須にお湯を注ぐときは、茶葉をしっかりお湯に浸し(これを「浸出(しんしゅつ)」といいます)、しばらく待ってから湯飲みに注ぎましょう。
  3. 最後の一滴まで注ぎきる。
  4. 急須を吟味する。美味しいお茶を入れるためには、茶器にも気を配りましょう。
お茶の入れ方 ←このような「茶こしに茶葉を入れるタイプ」の急須は、お湯の量が少ない場合、しっかり浸出しないことがあるので、やや不向きです。
入れ方2 ←このような「急須に直に茶葉を入れるタイプ」の急須だと、しっかり浸出され、美味しいお茶を入れることができるので、できれば、こちらの急須が望ましいです。

お問い合わせ

組織名称:北部・農林振興部 農林振興課 農産物振興係

所在地:〒757-0292 宇部市大字船木字東番田365番地1

電話番号:0836-67-2819

ファックス番号:0836-67-2316