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更新日:2020年12月1日

令和2年度共生社会学部の講義

令和2年度に開講された共生社会学部の各講義の実績です。

令和2年11月28日(土曜日)

やさしい日本語講座 13時30分~15時30分

講師

自治体国際化協会 地域国際化推進アドバイザー・社会福祉士
(公財)兵庫県国際交流協会 外国人県民インフォメーションセンター


村松 紀子 氏

場所

宇部市総合福祉会館 2階 ボランティア交流ホール(大)

講義内容

在住外国人とのコミュニケーションにおいて、「やさしい(分かりやすい、伝わる)」日本語を使うテクニックを学びましょう(オンラインセミナー)。

やさしい日本語講座場面 やさしい日本語講座ワーク

はじめに、現在の在住外国人の状況について説明がありました。
近年、アジアの国々を中心とした、在住外国人が増えています。そのため、国籍・使用言語が多様化し、英語が理解できない人も多くなっています。このような状況を踏まえ、私たちが在住外国人とのコミュニケーションにおいて、「やさしい日本語」の配慮を取り入れることにより、ともに暮らしやすい地域を作ることができると話されました。

続いて、やさしい日本語のテクニックをひとつずつ解説されました。
例えば、「日本では常識」であることを前提とせず、なぜそうしなければならないのかということを具体的に説明するなど、日本とは違う風習がある外国で生まれ育った方に対して、コミュニケーションをとるためのコツを教えて頂きました。

受講生からは、「やさしい日本語は、外国の人だけでなく、誰に対しても分かりやすい、伝わりやすいものだと分かったので、日ごろから使っていきたい」ということや、「相手に分かるように工夫したいという気持ちが一番」という感想が聴かれました。

令和2年11月14日(土曜日)

コミュニケーションを学ぼう 13時30分~15時30分

講師

宇部市社会福祉協議会

小林 厚史 氏

岡村 元美 氏

場所

宇部市総合福祉会館 2階 ボランティア交流ホール(大)

講義内容

手話や展示など、さまざまなコミュニケーションの方法について学びましょう。

講座の様子 講座の様子2

まず、障害の種類に応じたコミュニケーション方法について学びました。その中で、視覚障害の場合は点字や音訳等があるということや、ボランティア団体が広報うべ等を点字・音訳して希望者に届けるという活動をされていることも紹介されました。また、宇部市には「障害のある人へのコミュニケーション支援条例」が、山口県には「山口県手話言語条例」があり、すべての人が心豊かに共生できる社会を目指していることも紹介されました。

次に、手話の実際について学びました。手話はスピーディに上手に…と思いがちですが、それよりもゆっくり丁寧にすることや、「あなたと話したい。つながりたい。」という気持ちを持ってすれば、その時に思わず出る気遣いや些細な行動が相手にとって嬉しく、分かり合おうとする気持ちから心の距離が近づいていくということを教わりました。

また、手話をする時は、表情豊かに口話も交えると伝わりやすいことや、専門知識がなくても身振りや空文字など、自分ができることを組み合わせ工夫することが大切だということを学びました。

受講生からは、「これからは、知らないことを恥じたり面倒くさがったりするのではなく、コミュニケーションを取りたいという気持ちを大切にしていこうと思う。」ということや、「色々なコミュニケーションの場面があるが、大事なのは、相手の気持ちや状態に合わせるということ。もっと想像力を働かせてコミュニケーションをとっていきたい。」という感想が聞かれました。

令和2年10月31日(土曜日)

パラスポーツ体験 13時30分~15時30分

講師

山口県ボッチャ協会 代表 徳原 啓次 氏

宇部市パラスポーツクラブ 代表 大畑 直美 氏

場所

宇部市総合福祉会館 4階大ホール

講義内容

パラスポーツ「ボッチャ」の体験を通し、子どもから高齢者、障害の有無に関わらず、だれでも楽しめるスポーツの工夫について学びます。

車いすに乗ってのボッチャ体験 パラスポーツついて説明される大畑講師

第1部は、日本ボッチャ選手権で2度の優勝や、その他ボッチャ大会でも多数優勝経験をお持ちの徳原講師とのトークセッションで、ご自身とボッチャとの初めての出会いから優勝に至るまでの軌跡、山口県ボッチャ協会の活動内容など、貴重なお話をしていただきました。

第2部は、ボッチャ体験として大畑講師からルールや得点の計算方法などを説明いただき、受講生たちは、実際に車いすに乗った状態でもボッチャ体験をしました。徳原講師も体験に参加いただき、見事なプレーをご披露されました。

第3部は、「だれでも楽しめるスポーツ『パラスポーツ』の工夫について考える」をテーマに、グループワークを行い、サッカー、バスケットボール、バレーボールについて、それぞれの班で話し合いました。

受講生からは、「実際の選手の方のお話も聞くことができ、また楽しくふれあいながらボッチャを体験することができて良かった。」や「だれでも楽しめる工夫を考えることで、みんなで楽しむことは素晴らしい。」、「今後、様々なことに挑戦したい。」など、スポーツをみんなで楽しむことの素晴らしさや重要性を学びました。

令和2年10月17日(土曜日)

子育て応援を考えよう 13時30分~15時30分

講師

宇部フロンティア大学 短期大学部 教授 伊藤 一統 氏

場所

宇部市総合福祉会館 2階 ボランティア交流ホール

講義内容

現在の子育てを取りまく環境や課題から、自分にできる子育て応援を考えます。

講義の様子1 講義の様子2

まず、子育てをめぐる環境変化として、様々な統計資料をもとに子どもの育ちの変化の社会的背景や地域社会の教育力の低下、さらに家庭の教育力の低下等の課題があることを学びました。

つぎに、共生社会を実現するうえで、地域が子育てにつながり、地域ぐるみで子どもを育てるという認識を持つことが大切であると学び、「私たちにできる子育て応援」について、グループワークを通じて、意見を出し合いました。

参加者からは、「子どもに対してだけでなく、子育てしている親に対しての支援を考えなければならない」や、「自身の立場や経験が活かせることがある。自分ごととして捉えたい」といった声があり、今後の子育て応援につながる講義となりました。

令和2年9月26日(土曜日)

車いす体験や高齢者の疑似体験をしてみよう 13時30分~15時30分

講師

宇部市社会福祉協議会 佐藤 満里 氏

場所

宇部市総合福祉会館 4階大ホール

講義内容

車いすの使い方やサポートの方法、また、高齢者や体の不自由な人の日常を体験します。

白杖を持って説明を行う佐藤講師 階段昇降する高齢者疑似体験

前半は佐藤講師より、「あいサポーター研修」として、様々な障がいの特性や必要な配慮を理解し、ちょっとした手助けや配慮の実践により、誰もが暮らしやすい地域社会(共生社会)を一緒につくっていく運動について学びました。また、目の不自由な方が実際に使用される白杖などを例に説明を受けたり、簡単な手話を学んだりしました。

後半は、2グループに別れて車いすの使い方と高齢者疑似体験をしました。車いす体験では、新型コロナウイルス感染予防対策のため、人を乗せた体験は残念ながらできませんでしたが、普段気にならないような小さな段差や廊下の幅が意外に狭いこと等を再認識しました。高齢者疑似体験では、総重量約9kgのおもりを各所に装着し、メガネで見えにくい視界を再現して、階段昇降等が想像以上に難しく大変だということを体験しました。

受講生から、「今回知ったことで障がい者の方への声掛けの勇気が出た。」とか「体験することでその方の気持ちが少しでもわかったと思う。」等、今後の生活の中で、誰もが暮らしやすい社会を目指すために必要なことを学ぶことができました。

令和2年9月19日(土曜日)

公開講座「発達障害等の子どもの支援について」 13時30分~15時30分

講師

宇部市発達障害等相談センターそらいろ

心理士 松田 敦子 氏

場所

宇部市総合福祉会館 4階大ホール

講義内容

発達障害等の疑似体験を通じて、発達障害児等の子どもの具体的な支援方法を学びます。

講座の様子 講座の様子2

この講座は特別支援教育支援ボランティア養成講座の第1回を兼ねて実施されました。

特別支援教育とは、障害のある子ども一人ひとりの教育ニーズを的確にとらえ、その持てる力や可能性を最大限に伸ばしていく教育のことで、特別支援教育が学校教育法に位置づけられるまでの歴史的な背景や現在の支援体制等について学びました。

次に、障害の理解のために疑似体験を通じて、社会のバリアがあることにより生活上の困難を伴うことを想像することができました。

発達障害児等の子どもの具体的な支援を学ぶことは、障害の有無やその他の個々の違いを認識しつつ、様々な人々が生き生きと活躍できる共生社会の形成の基礎となり、重要な意味を持っていると学びました。

令和2年8月22日(土曜日)

公開講座「外国の暮らしや文化を知ろう」 13時30分~15時30分

講師

ファシリテーター

宇部フロンティア大学 短期大学部保育学科 学科長 教授 近藤 鉄浩氏

パネリスト

チニンタ・アプリナ氏(インドネシア出身)

ド・ティ・ハー氏(ベトナム出身)

ヘマ・ガルベス氏(県国際交流員/スペイン出身)

場所

宇部市総合福祉会館 4階大ホール

講義内容

県内で暮らす国籍の違う3人の外国人から生活習慣や文化の違いなどについて話を聞き、身近なところにある共生を考えます。

公開講座風景 公開講座風景

前半は、3人の外国人に自身の母国の紹介と日本に来てからの生活について話していただきました。

ひとつの国であっても、田舎と都会との差があるだけでなく、民族性や文化の違いがあることを説明されたり、日本に来てから感じたこととして、自国と違う子どもたちの礼儀正しさに感心したことやゴミの出し方が難しく困っていることなど、御自身の体験を基にした率直な感想を流ちょうな日本語で述べられました。

後半は、パネルディスカッションが行われ、ファシリテーターの近藤先生が「母国での外国人の交流はどのようになっているのか」「日本に住んでいて困っていること」などのテーマを提示し、3人の外国人の方に話していただきました。

最後に、パネリストから「外見等にとらわれず、ひとりの人間として、日本人と交流したい。子育て経験や学生の身分といった、お互いに共通していることを通じて、理解し合い、社会の一員として扱って欲しい」と意見があり、受講生も今後の共生社会のあるべき姿について理解を深めました。

令和2年8月1日(土曜日)

共生社会を考える「認め合う心~ガラスの壁を越えて~」 13時30分~15時

講師

ことの葉クローバー

松本 久美子 氏

場所

宇部市総合福祉会館 ボランティア交流ホール(大)

(オンラインセミナー)

講義内容

共生社会とは、どのような社会なのか?誰もが尊厳を持って生き生きと暮らすことのできるまちづくりについて考えてみましょう。

松本先生の講義 松本先生の講義

withコロナの新しい時代、コミュニケーションの形も変化が求められている今だからこそ、改めて自分自身に向き合い、思いやりを持って周囲の人々に向き合うことの重要性を説かれました。その際に大切なことは、自分の中の「当たり前」や「~ねばならない」を鵜呑みにせず、まずは相手を知り理解しようとする姿勢です。相手を理解することがお互いの力を認め合うことにもつながり、支え支えられの共生社会が推進されていきます。

人は誰しも支える側にも支えられる側にもなり、常に対等です。最後に、「皆がそれぞれの得意技を活かし、人や社会とつながっていくことが出来たら良いですね。」と話を締めくくられました。

今回はオンラインセミナーとなりましたが、松本先生の熱心で分かりやすいご講義と、受講生の皆さんのご協力もあり、大変有意義で興味深い学びとなりました。

共生社会 宇部市の取り組み 15時~15時30分

講師

宇部市総合戦略局共生社会ホストタウン推進グループ

伊藤 志奈子 氏

場所

宇部市総合福祉会館 ボランティア交流ホール(大)

講義内容

宇部市や各地域、学校や企業等での取り組みについて知りましょう。

伊藤さんの講義 共生社会各地区のパネル

宇部市では、50年以上前から全国に先駆け共生社会への取り組みが行われてきたこと、「共生社会ホストタウン(*)」に全国で初めて宇部市が登録されたこと、その後も9つの分野に渡り、たくさんの取り組みが続けられていることについて説明がありました。その取り組みは、今日の各地区での地域活動にも受け継がれています。

各地区では、共生社会の推進を目指し、様々な団体が活躍されておられ、その様子が会場内のパネル展示で紹介されました。

今回は、共生社会についての考え方と宇部市の取り組みの実際について学びました。2つの講座をとおし、自分にも何かできることがあるのでは?と改めて考えられた受講生も多かったようでした。

(*)共生社会ホストタウン…東京オリンピック・パラリンピックの開催を契機に、国が共生社会の実現推進のために新設。

お問い合わせ

組織名称:総合戦略局 共生社会ホストタウン推進グループ  

所在地:〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号

電話番号:0836-34-8270

ファックス番号:0836-34-8269

組織名称:政策広報室 政策調整課

所在地:〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号

電話番号:0836-34-8891

ファックス番号:0836-22-6063

講義の内容については共生社会ホストタウン推進グループ
宇部志立市民大学全般の内容については政策調整課

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