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更新日:2020年10月22日

令和2年度基礎講座「宇部学」の講義

基礎講座「宇部学」は、市民大学の学部・コースの受講生全員を対象に、宇部市にまつわる様々な分野を学ぶというもので、今回は宇部市の現代史に重要な位置づけとなっている二分野について開催しました。

令和2年10月10日(土曜日)

「宇部方式」の来し方とこれからの課題
13時~14時30分

講師

山口大学名誉教授  浮田 正夫 氏

場所

ときわ湖水ホール(大展示ホール)

講義内容

  • 宇部方式の特徴
  • 宇部方式の歴史的バックグランド
  • 公害問題から環境問題の変遷
  • 持続可能社会とは
  • 宇部方式のこれから ~ SDGsの実現に向かって
  • まとめ

浮田先生講義風景 浮田先生講義風景2

講義は、産官学民の連携による「宇部方式」の先がけとなった幕末の歴史に由来する「宇部モンロー主義」と「利他精神」の解説から始まりました。
次に、「宇部方式」が始まった戦後の経済規模と降下煤塵の関係などの公害問題と産官学民を先導した先人達の紹介がありました。
さらに、時代を1950年からほぼ20年を1期として現在までの4期に分け、公害問題からより大きい環境問題に至るまで、各期の社会情勢に即応しながら、産官学民協働の精神を引き継ぐ「宇部方式」の変遷の解説が続きました。

そして、持続可能社会の実現は

  1. 人類の過剰増殖が背景にあること
  2. システムが複雑で大きすぎ、全体像が掴めないこと
  3. 経済効率性のみ追求していること
  4. 仮想的過剰情報、実体験が乏しく理屈では行動できないこと

などからそう簡単ではなく、我々の考え方、価値観を見直す必要があるとの見方を示されました。
終わりに、「宇部方式」はこれから、

  1. 市民への啓蒙とNPOの育成
  2. 行政に関わる人の意識改革
  3. 研究機関のリーダーシップ
  4. 世界に向けての情報発信が必要になる

との説明がありました。

「人と街と彫刻の物語」 ~市制施行100周年 宇部市の歩み~
14時40分~16時10分

講師 

UBEビエンナーレ推進課  山本 容資 学芸員

場所 

ときわ湖水ホール(大展示ホール)

講義内容

  • 彫刻の仕事
  • 彫刻清掃
  • 宇部市と彫刻の物語
  • UBEビエンナーレのはじまり
  • 蟻の城
  • 彫刻を街に置くということ
  • なぜ彫刻が必要か

山本学芸員講義風景 彫刻見学1

はじめに市内に設置されている彫刻が紹介され、彫刻の清掃が2007年から続く市民ボランティアによるもので、毎回200人前後が参加されている清掃風景が示されました。

次に、宇部市の戦争罹災状況と戦後の工場地帯の排煙写真が示され、この状況から「宇部方式」による環境改善運動が沸き起こる中で、「宇部市を花で埋める運動」と「宇部市を彫刻で飾る運動」がスタートしたとの説明がありました。その黎明期の1958年に、花の種子を購入するための募金の一部で一体の彫刻を購入したのが彫刻設置事業の始まりで、その彫刻こそが宇部新川駅前広場の噴水池に設置され好評を得た「ゆあみする女」のレプリカ(複製品)との解説がありました。

その後、1961年に日本初の野外彫刻展が開催され、1962年の「蟻の城」のエピソードの話があり、現在のUBEビエンナーレへとつながっていくまでの「人と街と彫刻」の解説などがありました。
終わりに、当日は台風14号の影響が心配されたものの、幸いにも好天に恵まれたため、湖水ホールに隣接して設置されている野外の彫刻を班ごとに見学しました。

お問い合わせ

組織名称:政策広報室 政策調整課 政策調整係

所在地:〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号

電話番号:0836-34-8891

ファックス番号:0836-22-6063

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