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更新日:2019年12月20日

令和元年度環境・アート学部の講義

令和元年度に開講された環境・アート学部の各講義の実績です。

令和元年12月7日(土曜日)

「愛とは?」 13時~15時

講師

山口東京理科大学 共通教育センター 准教授  池田 容子 氏

場所

宇部市文化会館 2階 第1研修室

講義内容

  • 辞書的な意味
  • 目で見えるものと見えないもの
  • 様々な解釈
  • グループワーク:定義してみる!
  • まとめ
対話形式で行われている講義の写真 発表を行っている写真

講義はレジュメに基づきながら、対話形式で進められました。
冒頭で、英国の女性作家ジェーン・オースティン(1775~1817)の代表作「高慢と偏見」の書き出しの部分が紹介され、J.K.ローリング(1965~、「ハリー・ポッターシリーズ」の原作者)に大きな影響を与えたこと、夏目漱石が高く評価していたことや英国でのTV放映で40%という驚異的視聴率を挙げたこと等が紹介されました。

次に、愛について、「辞書的な意味」、「目で見えるものと見えないもの」、「様々な解釈」の三つのテーマごとに班討議と発表を繰返し、活発な意見交換が行われました。
愛は非常に複雑で、人により考えや受けとめ方が異なり、変化するものであって、講師の考え方も示されましたが、あくまで個人の考えであり、考えていく過程が面白く、意味があると説明されました。
最後に、「愛を説明するとすれば、どう説明するか」について、それぞれの考えを発表しました。

令和元年11月16日(土曜日)

「大人の教養として知っておきたい日本の文化と歴史」 13時~15時

講師

宇部フロンティア大学 人間社会学部 教授  白石 義孝 氏

場所

宇部市文化会館 2階 第1研修室

講義内容

  • 昔、教科書で学んだ歴史はどう変わったか?
  • 国宝と世界遺産の楽しみ方
  • 暮らしの文化「二十四節気と七十二候」
  • 日本史の謎「大化の次の元号は?」
  • 私の来歴の謎
宇部フロンティア大学 人間社会学部 教授  白石 義孝 の講義の写真 宇部フロンティア大学 人間社会学部 教授  白石 義孝 の講義の写真

昔、教科書で学んだ歴史の見解が30年~40年の間にどのように変わったのかの例として、大きく変化した聖徳太子と江戸幕府の鎖国についての説明がありました。この中で、今後、教科書の記述から「聖徳太子」という語が削除される可能性があることや鎖国中は出島以外に対馬、薩摩、松前の3つの外交窓口を開いていたことなどを学びました。
続いて、国宝検定で出題された阿修羅像の耳の数や鳥獣戯画の登場動物数などが紹介されました。

二十四節気と七十二候については、中国から入ってきたものが日本文化にアレンジされたものであることや春分・秋分の日にちは国立天文台が決めていることなどについて学びました。
最後に、白石講師が管理されている宇部市内で一番古いとされる厚東棚井の恒石八幡宮についての説明を受けました。

令和元年10月18日(金曜日)

特別講座「第28回UBEビエンナーレ作品鑑賞」「山口情報芸術センター視察」 9時~17時

講師

UBEビエンナーレ推進課学芸員、 山口情報芸術センター学芸員

場所

UBEビエンナーレ彫刻の丘、山口情報芸術センター

講義内容

  • UBEビエンナーレの歴史
  • 第28回UBEビエンナーレ入選作品の説明
  • 山口情報芸術センターのコンセプトの説明及び企画展鑑賞 
UBEビエンナーレ彫刻の丘で講義を受けている写真 山口情報芸術センターで講義を受けている写真

午前中は、文化庁・CCNJ(創造都市ネットワーク日本)主催の「現代芸術の国際展部会 in 宇部」の参加者の方々とともに、UBEビエンナーレ彫刻の丘において、ビエンナーレの歴史(戦後の荒廃した地域社会や公害の改善運動)を学びました。
その後、今回の入選作品一つ一つの丁寧な解説と作者の思いやコンセプトなどの説明を受けました。

午後は、山口市の山口情報芸術センターを視察しました。
同センターの映像・メディアに特化したコンセプトの説明を受けるとともに、学芸員の案内により企画展を視察しました。
斬新で独創的な作品の連続で、普段見ることや感じることのできない展示や新たな取り組みに、一同は大いに関心を寄せていました。

令和元年10月17日(木曜日)

特別講座「現代芸術の国際展部会 in 宇部」 13時30分~17時

講師

多摩美術大学学長  建畠 晢(たてはた あきら) 氏ほか

場所

宇部市文化会館

講義内容

  • 基調講演 建畠 晢氏 「地域に受け入れられるアートフェスティバル」
  • 「現代芸術の国際展部会 in 宇部」でのグループディスカッションへの参加
文化会館で講義を受けている写真 グループディスカッションをしている写真

文化庁・CCNJ(創造都市ネットワーク日本)主催の「現代芸術の国際展部会 in 宇部」に参加し、基調講演の聴講や全国各地から参加したアーティストや自治体の文化・芸術担当者とグループディスカッション等を行いました。
基調講演で、多摩美術大学学長 建畠氏は文化・芸術の力で豊かな地域社会をつくること、並びに、文化的に寛容な地域社会を作り上げていくことの重要性を訴えかけられました。

グループディスカッションでは、ビエンナーレの長期的な開催手法(メンテナンス含む)や都市・緑化政策と彫刻政策との連携、また宇部市の民間団体のアート活動への取り組みなどの事例発表が行われ、全国各地から参加された方々と市民大学受講生とが活発な意見交換を行いました。

令和元年10月5日(土曜日)

「北九州市環境ミュージアム視察」 9時45分~11時5分

講師

北九州市環境ミュージアム職員  本田 千尋 氏

場所

北九州市環境ミュージアム(北九州市)

視察内容

  • 北九州市の変遷
  • 公害克服の歴史
  • 地球環境とわたしたち
  • 環境技術とエコライフ
  • SDGs未来都市 北九州市
  • 北九州エコハウス
北九州市環境ミュージアム視察の写真 北九州市環境ミュージアム視察の写真

北九州市の公害克服の歴史や世界の環境問題、身の回りのエコ活動や市民・企業の環境への取り組みなど、見て・触れて・楽しみながら学ぶことができました。
宇部市と同様に、”SDGs未来都市”である北九州市のこれまでの歴史を学び、受講生一人ひとりが考え、行動するきっかけになったのではないかと感じました。

断熱・気密、通風、自然素材などの「環境基本性能の確保」、「自然・再生可能エネルギー活用」、「エコライフスタイルと住まい方」を基本的な考えとして、化石燃料にできるだけ頼らない住まいを目指した環境配慮住宅を見学しました。
受講生は、太陽光発電や燃料電池自動車からの外部給電や水素燃料電池などの家の中の環境配慮設備を興味深く確認していました。

「北九州市エコタウンセンター視察」 13時30分~15時30分

講師

北九州市エコタウンセンター職員 三根 康子 氏

場所

北九州市エコタウンセンター(北九州市)

視察内容

  • 北九州次世代エネルギーパーク
  • 風力発電エヌエスウインドパワーひびき
  • 北九州市市民太陽光発電所
北九州市エコタウンセンター視察の写真 北九州市エコタウンセンター視察の写真
日本のエネルギー消費量は世界5位ですが、自給率は9%と低いことから、再生エネルギーの重要性について説明を受けました。
また、響灘地区では、低炭素社会の実現に向けて、様々なエネルギーへの取り組みを進めるとともに、エコタウン事業や自然を再生する取り組みを行っていることが紹介されました。次世代を担う自然エネルギーとしての洋上風力発電を模型で説明していただいた時には、受講生から多くの質問が出るなど受講生の興味深さが伺えました。

北九州市市民太陽光発電の見学では、鳥が石を落としてパネルが割れてしまう被害や施設の管理状況などを聞くことができました。
また、風力発電の見学では、陸上風力発電設備の羽が回転する様子を真下から見ると、遠くから見る風景と違って、羽の先端が新幹線と同程度のスピードで回転しているところが確認でき、風を切る音も聞くことができました。
次の洋上風力発電設備では、2枚翼構造とすることで軽量化を図り、台風などによる強風の影響を3分の1程度に軽減するとともに、メンテナンス性や製造コスト面でも優れたものになっていることを学びました。

令和元年9月28日(土曜日)

「あなたが主役!ごみ減量」
「バイオマス産業都市としての取り組み」 13時5分~14時35分

講師

(テーマ1)宇部市廃棄物対策課  上田課長

(テーマ2)宇部市地域エネルギー・バイオマス産業都市推進グループ  大村チーフ

場所

宇部市環境保全センター 焼却場3階 研修室

講義内容

(テーマ1)あなたが主役!ごみ減量

  • 3Rとは
  • 循環型社会のための法制度
  • 宇部市のごみの現状
  • 宇部市の3Rの取り組み

(テーマ2)バイオマス産業都市としての取り組み

  • エネルギーについて
  • 再生可能エネルギーについて
  • 次世代エネルギーパーク(ときわ公園)
  • バイオマス関連の取り組み
  • バイオマス産業都市について
宇部市廃棄物対策課 課長上田の講義の写真 宇部市地域エネルギー・バイオマス産業都市推進グループ  チーフ 大村の講義の写真

(テーマ1)
循環型社会形成の必要性について説明を受け、なぜ3Rの取り組みが必要なのかを学びました。ゴミ排出量やごみ組成等についての説明があり、宇部市のごみ排出量は全国平均及び山口県平均より多く、ごみ減量化を進める必要があると認識できました。また、減量化のための宇部市の3Rの取り組みについての紹介がありました。
(3Rとは、Reduce「排出抑制」、Reuse「再使用」、Recycle「再生利用」を言います。)

(テーマ2)
日本のエネルギーの現状と再生可能エネルギーの導入状況についての説明がありました。日本の電力量の約83%が化石燃料(天然ガス、石炭、石油)によるもので賄われており、水力を除く再生可能エネルギーは約8%で、東日本大震災後の2012年から太陽光発電の割合が増加しているとのことでした。宇部市の取り組みとしては、各小中学校の体育館の屋根を活用した太陽光発電事業の紹介がありました。

「宇部市のゴミ処理を知ろう!」 14時45分~16時15分

講師

環境サポートメイツの会

場所

宇部市環境保全センター 焼却場3階 研修室

講義内容

  • 環境サポートメイツの会について
  • 施設紹介(焼却場・リサイクルプラザの説明とビデオ視聴)
  • 施設見学(焼却場・リサイクルプラザ)
焼却場・リサイクルプラザでの講義の写真 焼却場・リサイクルプラザ見学の写真
焼却場及びリサイクルプラザにおいて、どのような流れでゴミが処理されているかの説明を受けました。その後、ビデオ視聴によっても学習し、環境保全センターについての理解を深めることができました。
また、実際に焼却残渣が入った瓶を観察したり、スラグの再生利用の説明を受けました。

実際に搬入されたゴミが、大きなクレーンで持ち上げられて移動する様子や中央制御室でスラグの排出状況を見学しました。この見学中に多くの質問があり、実りある時間を過ごしました。
また、今回の見学でどれだけ多くの廃棄物が持ち込まれているのかを実感し、みなさんの3Rへの意欲を感じ取ることができました。

令和元年8月17日(土曜日)

「第28回 UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)」 13時~15時

講師

UBEビエンナーレ推進課 学芸員

山本 容資 氏

場所

ときわレストハウス 2階

講義内容

宇部市と野外彫刻

  • 宇部市とUBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)の歴史
  • ワークショップ(彫刻の会場配置案の作成)
講義の写真 ワークショップの写真
「彫刻のまち宇部」の歩みは、昭和36年(1961年)に現在のUBEビエンナーレへと繋がる日本初の野外彫刻展を開催したことに始まり、戦争で荒廃したまちの復興とこころの豊かさを取り戻そうと願う市民運動を契機として始まったこの野外彫刻展はまちづくりにアートを取り入れた日本初の先駆的な取り組みであったことなどの説明がありました。 半世紀以上続く歴史の中で市内に設置された野外彫刻は200点超あり、市街地や公園など市内の至るところで常設展示された多彩なアートに出会える素敵なまちであることを学びました。
続いて、ワークショップでは、彫刻の写真や大きさの情報から各自が作成した会場での彫刻配置案と実際の配置とを比べてみました。これにより、実際の配置は様々な目線から考えられていることを知ることができました。

「ときわミュージアム 世界を旅する植物館見学」 15時15分~16時15分

講師

世界を旅する植物館 コンシェルジュ

小林 果也 氏

場所

ときわミュージアム 世界を旅する植物館

講義内容

世界を旅する植物館内の見学

植物館内の写真 植物館内を見学している写真
コンシェルジュから、植物館の歴史やコンセプトなどの説明を受けたあと、植物の生態や名前のエピソードを聞きながら、原産地の植生を意識した「8つのゾーン」を見学し、世界を旅するように珍しい植物や花に出会う体験ができました。

見学後の質疑応答では、

  • 植物館内で実った果実はどうするのか?
  • バオバブの木はどのように運ばれ植え込みされたのか?
  • 外国人観光客は増えているのか?

など、受講生からはたくさんの手が挙がり、コンシェルジュから丁寧な解説を受けました。

令和元年7月20日(土曜日)

「隣まちの山陽小野田市の歴史を学ぶ」 13時~14時30分

講師

山陽小野田市歴史民族資料館 館長

若山 さやか 氏

場所

宇部市文化会館 2階 第1研修室

講義内容

窯業のまち山陽小野田市

  • 須恵器の生産
  • 硫酸瓶の生産
  • セメントの生産
  • ガラスのあるまちづくり
講義中の写真 講義中の写真
山陽小野田市は、平成17年(2005年)に旧小野田市と旧山陽町とが合併して誕生した市ですが、両地区は古代遺跡、歴史(中世~近世、近代~現代)、まち(地区)の姿にそれぞれ大きな特徴を持っていることについて資料に基づいて説明がありました。
とりわけ、今回の講座のキーワードである「窯業」の原点とも言うべき須恵器(朝鮮半島から伝来した新技術で、本山半島で多く出土)について、土師器(日本古来の器)と比較した詳細な説明は興味深いものでした。
続いて、山陽小野田市の三つの「窯業」である硫酸瓶・セメント・ガラスのあるまちづくりについての紹介がありました。
まとめとして、山陽小野田市が「窯業のまち」になった要因としては、(1)良質な原料(粘土、石灰石)、(2)豊富な燃料(松材、石炭)、(3)窯業に適した地形(斜面、開作地)、(4)海運に恵まれた立地(原材料の入手、製品の移出)、(5)新しい技術の移入、(6)近代工業の発展などが挙げられました。

「環境問題の複雑性」 14時40分~15時45分

講師

技術士・環境カウンセラー・ひろしま地球環境フォーラム講師

鷹村 憲司 氏

場所

宇部市文化会館 2階 第1研修室

講義内容

  • 日本における食料輸入の現状について
  • 水の問題について
  • 環境問題の5つの視点(トレードオフ、LCA(ライフサイクルアセスメント)、予防原則、地球環境問題、「わがこと」として考える)
  • グループワーク(「わがこと」として環境を考えるために、どうすればよいか・何ができるか)
講義中の写真 講義中の写真
日本の食料自給率の低さと輸入している食料を作るために必要な水の量についての解説がありました。食料を作るのに必要な水の量の視点で捉えると、膨大な食料を輸入することは膨大な水を輸入していることであり、水資源の豊かな日本が意外にも水の輸入大国であるということでした。また、世界には安全な水を得られない人が多くいる現状において、大量の食品ロスを出している日本人の生活について考えさせられました。
最後に、環境問題について、講師は環境を汚しているのは「人」と答えるのではなく、「私」と答えるべきで「わがこと」として考えることが必要であると力説されました。
グループワークでは「環境について」考え、各班から様々な発表がありました。
発表では、環境問題は難しいと悩まれる班や生活習慣など意識的行動が必要であるとした班などがあり、その内容は「省エネ」と「ゴミ減量」に集約され、発表までの過程において有意義な時間を過ごすことができました。

「エネルギーと私たちの生活」 15時50分~17時

講師

技術士・環境カウンセラー・ひろしま地球環境フォーラム講師

鷹村 憲司 氏

場所

文化会館 2階 第1研修室

講義内容

  • 日本のエネルギー問題について
  • 原子力発電について
  • 再生可能エネルギーについて
  • 火力・風力発電について
  • グループワーク(エネルギーのことを考えてみよう)
講義中の写真 グループワークの写真
パリ協定において、日本の約束草案の達成がいかに難しい状況であるかやCO2削減のために化石燃料が燃やせなくなる未来は遠くなく、このような迫りくる事態に危機感の薄い日本の現状についての解説がありました。また、原子力・太陽光・風力・水力・火力各発電のメリット、デメリットを踏まえる時、あらゆる面において優れたエネルギーはないということを学びました。
(約束草案:2020年以降の温室効果ガス削減に向けた数値目標)
座学で学んだことを踏まえて、「これからもっと活用した方がよいと思うエネルギーはどれか」というテーマで、グループワークを行いました。 各班の中でも意見がバラバラで、順位を決めるのが難しい様子でした。また、宇部市はかつて石炭のまちであったことから、石炭を一番に選ぶ班や発表した班への質問が出たりして、様々な意見が飛び交っていました。

令和元年6月8日(土曜日)

「現代メディアと国際社会」 13時~16時

講師

山口大学 国際総合科学部長

レール マルク 氏

場所

宇部市文化会館 2階 第1研修室

講義内容

  • 社会の発展
  • メディアの発展
  • インターネット革命
  • 異文化コミュニケーション
レール マルク 氏が前にいて生徒が両手を広げている写真 レール マルク 氏が講義をしている写真
始めに社会、メディア及びインターネット・AI技術の発展等の歴史の説明があり、人間や社会が文明・機器の発展によりグローバル化していった過程を学びました。
メディアについては、新聞、ラジオ、テレビ、インターネット等の基本的な性質や役割を学びながら、メディアに騙され続けてきた大衆の歴史などの説明を受けました。
特にインターネットの登場により、パーソナルメディア(手紙、人と人との会話、電話等)とマスメディア(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ等)との境界があいまいとなり、フェイクニュースなどが流され、再び騙される人が多くなっている現状を学びました。
マスメディアとしてのインターネットの長所は、(1)メディアの融合性(マルチメディア)、(2)対話性、(3)だれでも送信者になれる(情報デモクラシー)ことと説明がありました。
逆に短所としては、(1)インフラ提供者への依存、(2)高い匿名性(低い信頼性)、(3)自分がゲートキーパー(情報を取捨選択し、特定メッセージに変換等)になる必要性があることであり、特に、自分が誤った情報をネットで発信することがないよう十分に気をつけるよう訴えられました。

令和元年5月18日(土曜日)

「これからの宇部方式」 13時~14時35分

講師

山口大学 名誉教授

浮田 正夫 氏

場所

ときわ湖水ホール ミーティングルーム

講義内容

  • 宇部方式とは
  • 環境問題と宇部方式の変遷
  • 持続可能社会実現の難しさ
  • 宇部方式のこれから(SDGsの実現に向かって)
講義写真 講義写真
宇部市の近代史上の人物の紹介後、1900年代後半と現在の街並みを比較し、宇部市民誓文五則が現在でも通用することの説明がありました。
また、持続可能な社会の実現の難しさについて学ぶとともに、環境倫理・謙譲の精神の重要さを確認しました。
続いて、世界の環境問題(循環型社会・生物多様性・自然共生社会)が取り上げられ、世界中で起きている様々な実態とその影響についての紹介があり、「環境」とは自分を取り巻く全てのもの(社会・心)であることを学びました。
質疑応答では、かつての降下煤塵問題を「宇部方式」により解決したことについての話と少子高齢化・長寿社会化による環境問題についての話をもう少ししてほしいとの要望が出ました。
また、「SDGs未来都市」として宇部市が選定されたことについては、受講生の3分の1程度しか認識されていなかったことから、その周知が求められます。

「宇部市の石炭の歴史」 14時45分~17時

講師

石炭記念館 学芸員

廣畑 公紀 氏

場所

ときわ湖水ホール ミーティングルーム、石炭記念館

講義内容

  • 宇部炭田の歴史
  • 「石炭記念館で何か企画するとしたら?」(グループディスカッション)
  • 石炭記念館の見学
講義の写真 石炭記念館を見学の写真
宇部市の歴史的背景を確認しながら、宇部炭田の歴史について学びました。
また、宇部炭田の炭層についての解説を受け、石炭採掘時に出てくるボタは海の埋立てに使用されていたことを学びました。
続く、グループディスカッションでは、石炭記念館の50周年イベント企画案についての活発な意見交換が行われ、石炭を燃やす体験や若い人達の出会いの場など、多くの意見が発表されました。
最後に、石炭記念館を見学しました。
モデル坑道では、”海底炭鉱”として知られていた宇部炭田の昭和30年頃の原寸大の採掘現場が再現されており、坑道支保やその他の設備などから坑道の様子を体験することができました。
また、鉱員たちが暮らしていた”炭住”と呼ばれた展示物からは、当時の炭鉱に関わる人達の暮らしぶりが伝わってきました。

お問い合わせ

組織名称:政策広報室 政策調整課 政策調整係

所在地:〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号

電話番号:0836-34-8168

ファックス番号:0836-22-6063