高齢者問題

ウェブ番号1003175  更新日 2021年2月10日

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現状と課題

我が国の65歳以上の高齢者人口は、平成24年(2012年)9月15日推計では過去最高の3074万人、高齢化率は24.1%となり、世界のどの国も経験したことのない高齢社会を迎えています。

このような状況の中、高齢者に対する介護者からの肉体的・心理的・経済的虐待や、社会参加が困難な高齢者の問題などが発生しています。

本市における平成24年(2012年)4月の高齢化率は26.4%で、4人に1人が高齢者という人口構成であり、今後も高齢化が加速するものと推測されています。

平成12年(2000年)に施行された介護保険制度は、介護が必要な方には不可欠な制度として定着しています。この介護保険制度開始に併せて、介護保険事業計画を含めた「宇部市高齢者保健福祉計画」を策定し、サービスの提供基盤の整備を図ってきました。その後3年に一度の改定を経て、平成23年(2011年)には「高齢者が住み慣れた地域で生きがいを持ち、長寿を喜び合える、心豊かなまちづくり」を基本理念に掲げ「第5期宇部市高齢者福祉計画」を策定しました。

この計画では、介護予防の推進や、地域密着型サービスなどの介護サービスの一層の充実を図るとともに、介護・予防・医療・生活支援・住まいの5つを一体化して提供していく地域包括ケアシステムを、高齢者総合相談センター(地域包括支援センター)を中心に推進することによって、高齢者を支える地域づくりをめざしています。

取組の視点

高齢者の人権についての意識啓発

認知症の高齢者や高齢者虐待についての市民の正しい理解と認識を深めるため、啓発活動を推進します。

高齢者参加による地域づくりの推進

高齢者が地域活動へ参加するための環境を整備し、高齢者の多様な能力を地域に還元する仕組づくりを推進します。

高齢者の権利擁護の推進

認知症の高齢者など判断能力が十分でない人が、地域において安心して生活を送れるように「地域福祉権利擁護事業」や「成年後見制度」の利用促進など、高齢者の権利擁護のための事業を推進します。

また、関係機関と連携を図り、保健・医療・福祉など高齢者に対する総合的な相談体制の充実に努めます。

このページに関するお問い合わせ

市民環境部 人権・男女共同参画推進課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号

  • 人権に係る施策の推進及び調整、人権施策推進審議会、男女共同参画に係る施策の推進及び調整、男女共同参画推進審議会、女性の活躍推進、男女共同参画センター・フォーユー、配偶者暴力相談支援センター、隣保館、隣保館運営審議会に関すること
    電話番号:0836-34-8308 ファクス番号:0836-22-6010

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