子どもの問題

ウェブ番号1003174  更新日 2021年2月10日

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現状と課題

近年、我が国においては、子どもを取り巻く社会・生活環境が変化する中、児童虐待、いじめ、不登校、ひきこもりなどが大きな社会問題となっています。

本市においては、平成17年(2005年)3月に「子育てプラン・うべ」を策定し、子どもが健やかに生まれ、かつ、育成される社会の形成に向けて、子育て支援策を計画的に推進してきました。また、平成23年(2011年)3月には、すべての子どもの健やかな育ちを社会全体で共に支え、市民一人ひとりが次世代を担う子どもの健全な育成に誇りと喜びを感じることができる社会を実現するために、「宇部市次世代を担う子どもをすくすくと育てることの推進に関する条例」を制定し、市の組織全体で、また、市民や関係団体との協働により取り組んでいます。

特に、子どもの人権に関しては、児童虐待の未然防止、早期発見・対応、再発予防等、身近な地域で安心した生活を送るための支援を、県や学校、医療機関などの関係機関と連携しながら、より一層強化する必要があります。

取組の視点

子どもの人権擁護

子どもを「保護の対象」としてだけでなく、「権利の主体」として捉える「子どもの権利条約」等の趣旨の周知を図るなど、学校、家庭、地域、職場などのあらゆる場と機会において、子ども自身を含む市民に対して、子どもの人権尊重や擁護についての教育・啓発を進めます。

児童虐待防止の推進

山口県中央児童相談所宇部駐在等の行政機関や民生児童委員等の関係団体並びに、宇部市こども支援ネットワーク協議会等(宇部市要保護児童対策地域協議会)との連携を強め、市民の意識啓発に努めます。

また、児童虐待防止に向けた窓口機能を強化するとともに、24時間電話相談等による相談や通報等への対応機能の向上とネットワークの強化に努めます。

相談、指導体制の強化充実

家庭は子どもをめぐる育成環境の中心的役割を担うことから、保護者に対するサポートの充実も必要であるため、子どもに関するさまざまな相談に対応し、的確な指導等を実施できる体制の強化に努めます。

そのため、山口県中央児童相談所宇部駐在、山口県立こころの医療センター等医療機関との連携を図るとともに、市の相談体制の充実や主任児童委員をはじめとする身近な地域における関係機関との連携を進めます。

また、青少年の非行等問題行動やいじめ、不登校などのさまざまな問題に対して、家庭、学校、地域、関係機関等と連携した相談業務の充実に努めます。

このページに関するお問い合わせ

市民環境部 人権・男女共同参画推進課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号

  • 人権に係る施策の推進及び調整、人権施策推進審議会、男女共同参画に係る施策の推進及び調整、男女共同参画推進審議会、女性の活躍推進、男女共同参画センター・フォーユー、配偶者暴力相談支援センター、隣保館、隣保館運営審議会に関すること
    電話番号:0836-34-8308 ファクス番号:0836-22-6010

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