男女共同参画に関する問題

ウェブ番号1003173  更新日 2021年2月10日

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現状と課題

男女が、互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現が求められています。

本市においては、平成10年(1998年)6月議会において、「男女共同参画都市宣言」が中国地方で初めて決議され、平成14年(2002年)6月には、「宇部市男女共同参画推進条例」を施行しました。

また、配偶者暴力に係る相談業務を充実するため、平成20年(2008年)4月には、県下の市町に先がけ「宇部市配偶者暴力相談支援センター」を設置するとともに、平成22年(2010年)3月には、配偶者等からの暴力の防止及び被害者の保護、自立支援に関する施策を総合的、計画的に推進するため、「宇部市配偶者等からの暴力防止及び被害者支援に関する基本計画」を策定しました。

さらに、社会経済情勢及び男女共同参画を取り巻く環境の変化や、依然として残っている男女の地位の不平等感や性別による固定的な役割分担意識などの課題に対応するため、平成23年(2011年)3月に、「第2次宇部市男女共同参画基本計画」を策定し、男女共同参画推進に向けた施策を進めています。

取組の視点

男女の人権の尊重

男女共同参画の推進のために、男女が性別による固定的役割分担意識をなくすことや、互いに人格及び人権を尊重することなど、学校、家庭、地域、職場などあらゆる分野において男女平等に向けた意識啓発を図ります。

DV、セクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為などは、犯罪となる行為をも含む重大な人権侵害であることから、暴力を許さない社会意識を醸成する啓発活動を推進するとともに、相談体制の充実を図ります。

働く場における男女共同参画の促進

性別に関係なく、個人の能力に応じた就業機会と待遇が確保されるとともに、幅広い職種や業務で能力を発揮できるよう、事業者を対象にした啓発活動を推進します。また、男女が家庭生活の中で共に協力し、責任を担うことが重要であるため、育児・介護等の社会的支援策を多面的に推し進めるとともに、事業所に対してワーク・ライフ・バランスへの理解と、就業環境整備の推進を図ります。

施策・方針決定過程等への女性参画の拡充

女性の参画をあらゆる分野に進めていくために、女性の人材養成を図りながら、女性を市審議会委員等へ積極的に登用するとともに、事業所、各種団体等における女性の管理職等への登用促進と職域拡大を図るための啓発活動を推進します。

このページに関するお問い合わせ

市民環境部 人権・男女共同参画推進課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号

  • 人権に係る施策の推進及び調整、人権施策推進審議会、男女共同参画に係る施策の推進及び調整、男女共同参画推進審議会、女性の活躍推進、男女共同参画センター・フォーユー、配偶者暴力相談支援センター、隣保館、隣保館運営審議会に関すること
    電話番号:0836-34-8308 ファクス番号:0836-22-6010

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