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更新日:2019年5月10日
私たちは、生活していく中で、病気やケガで働けなくなったり、年金などの収入がある人が死亡したり、様々な事情で生活に困ることがあります。
生活保護制度とは、国の定める基準に従って、私たちが最低限度の生活ができるように保障するとともに、自立した生活を送ることができるように支援する制度です。
保護を受けようとする本人、家族または同居の親族が申請してください。この申請に基づいて保護が必要かどうかを、調査して決定します。
一緒に生活している方すべてをひとつの世帯として、「その世帯に応じた最低生活基準」と「その世帯のすべての収入」とを比較のうえ、決められます。保護が必要な世帯については、収入が最低生活基準に満たない部分を保護費として支給します。最低生活基準とは、年齢別・世帯構成別・その他の需要を考慮して国で決められた額です。収入とは、その世帯に入ってくるすべての収入(働いて得た収入・年金・手当・仕送り・保険金・臨時収入など)をいいます。ただし、働いて得た収入などに対しては、控除があります。
生活保護には、次のような扶助があり、世帯の生活の必要に応じて受けることができます。