新型コロナワクチン接種の流れ
1.接種方法、対象者、スケジュール(予定)
ワクチンは、まず医療提供体制を守ること、また重症化リスクの高い方から接種することで重症者や死亡者を減らすことを目的に、以下の順番で接種することになっています。
|
対象者 | 接種開始時期 | 接種券(クーポン券)発送時期 | 予約開始時期 | |
---|---|---|---|---|---|
集団接種 | 個別接種 | ||||
1 | 新型コロナウイルス感染症患者等に頻繁に接する医療従事者等 | 3月上旬以降 |
所属の医療機関や宇部市医師会等、各医療関係団体から予診票が配布されます。 |
ー | ー |
2 |
令和3年度中に65歳以上に達する高齢者(昭和32年4月1日以前に生まれた方) |
4月以降 | 4月7日(水曜日)から順次発送 | 4月26日~ |
受付中 (※1) |
3 |
令和3年度中に16歳~64歳に達する方(昭和32年4月2日~平成18年4月1日生まれの方)のうち、次の優先接種者 (1)基礎疾患を有する者(表1参照) (2)高齢者施設等の従事者 |
7月以降 | 5月下旬以降 | 未定 | 未定 |
4 | 上記以外の方 | 未定 | 5月下旬以降 | 未定 | 未定 |
※1:入院病床を有する病院については、各病院にお問い合わせください。
・慢性の呼吸器の病気 ・慢性の心臓病(高血圧を含む) ・慢性の腎臓病 ・慢性の肝臓病(肝硬変等) ・インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病又は他の病気を併発している糖尿病 ・血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く) ・免疫の機能が低下する病気(治療や緩和ケアを受けている悪性疾患を含む) |
・ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている ・免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患 ・神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等) ・染色体異常 ・重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態) ・睡眠時無呼吸症候群 ・基準(BMI30以上)を満たす肥満の方 |
---|
接種方法(接種回数・間隔、接種費用、接種場所)
接種回数・間隔
1人2回接種
ファイザー社のワクチンの場合、18日以上の間隔、標準的には20日の間隔をおいて2回接種します。
1回目の接種から間隔が20日を超えた場合は、できるだけ速やかに2回目の接種を受けてください。
前後に他の予防接種を行う場合においては、原則として13日以上の間隔をあけてください。
他の予防接種と同時に接種はしないでください。
1回目と2回目は必ず同じ種類のワクチンを接種してください。
接種費用
無料(全額公費でまかなわれます)
接種場所
公共施設や小学校等(集団接種)、または、指定医療機関(個別接種)。
※個別接種については、リンク先の「かかりつけ医での個別接種」をご参照ください。
ファイザー社のワクチン接種が受けられない方
以下に該当すると思われる場合は、必ず接種前にかかりつけ医へご相談ください。
- 明らかに発熱している方
- 重い急性疾患にかかっている方
- 本ワクチンの成分に対し重度の過敏症の既往歴がある方
- 上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある方
ワクチン接種にあたって注意が必要となる方
以下に該当すると思われる場合は、必ず接種前の診察時に医師へ伝えてください。
- 抗凝固療法を受けている方、血小板減少症または凝固障害のある方
- 過去に免疫不全の診断を受けた方、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
- 心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害となどの基礎疾患のある方
- 過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などアレルギーが疑われる症状が出た方
- 過去にけいれんを起こしたことがある方
- 本ワクチンの成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある方
- 腎機能障害がある方
- 肝機能障害がある方
※妊婦または妊娠している可能性がある方、授乳をされている方は、必ず接種前の診察時に医師へ伝えてください。
接種する際の同意
新型コロナワクチンの接種は、強制ではありません。
しっかりと副反応等の情報提供を行ったうえで、接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます。
2.接種券(クーポン券)の発送
自宅へワクチン接種券(クーポン券)を郵送します
65歳以上の高齢者は、4月7日(水曜日)から順次、ワクチン接種券(クーポン券)をご自宅(住民票所在地)へ郵送します。接種開始日まで、大切に保管しておいてください。
16歳以上64歳以下の方は、ワクチンの供給状況を踏まえ、5月下旬以降順次発送します。
クーポン券には2回分の接種券がついています。2回目の接種が終わるまで大切に保管してください。
クーポン券に同封しているもの
- 1回目の予診票
- 新型コロナワクチン予防接種についての説明書
- 新型コロナワクチン接種のお知らせ
- 予約方法・日程表等の案内チラシ
クーポン券の再発行等について
接種開始時期になってもクーポン券が届かない場合や、紛失した場合などはご連絡ください。
また、65歳以上の方で、住民票所在地以外への郵送をご希望の場合は、4月2日(金曜日)までにご連絡ください。
※連絡先:宇部市新型コロナウイルス感染症医療対策室 電話0836-39-9908
3.予約方法
治療中の病気がある方と、そうでない方で、接種方法が異なります。詳細はリンク先で確認してください。
4.接種当日
接種会場に持っていくものや注意事項をリンク先に掲載しています。
5.副反応について
主な副反応は、注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。また、まれに起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。なお、本ワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性があります。接種後に気になる症状を認めた場合は、接種医又はかかりつけ医に相談しましょう。
接種を受けた後に副反応が起きた場合の予防接種健康被害救済制度
一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が、極めてまれではあるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
新型コロナワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。
6.その他
住民票所在地以外での接種を希望する場合
原則として、住民票所在地の市町村(住所地)で接種を受けていただきます。
しかし、以下の「やむを得ない事情があり、住民票所在地以外での接種が認められる場合」に該当する方は、住民票所在地以外で接種することができます。
なお、住民票所在地以外で接種する場合は、原則、接種を受ける市町村に事前に届け出をし、「住所地外接種届出済証」を発行してもらう必要があります。接種券(クーポン券)は、住民票所在地が発行しているものを取り寄せてください。
やむを得ない事情があり、住民票所在地以外での接種が認められる場合(接種を受ける時点において、現にその状態にある者に限る)
・出産のために里帰りをしている妊産婦 ・単身赴任者 ・遠隔地へ下宿している学生 ・ドメスティック・バイオレンス、ストーカー行為等、児童虐待及びこれらに準ずる行為の被害者 ・その他、市町村長がやむを得ない事情があると認める者 |
---|
・優先接種の対象となる医療従事者等や高齢者施設等の従事者 ・入院、入所者 ・基礎疾患を持つ方が主治医の下で接種する場合 ・災害による被害にあった者 ・拘留又は留置されている者、受刑者 ・住所地外接種者であって、市町村に対し申請を行うことが困難である者 |
---|
※東日本大震災における原子力災害により福島県外に避難している方が、宇部市で新型コロナワクチンを接種する場合は、福島県自治体よりクーポン券と住所地外接種届出済証が発行されます。詳しくは、福島県自治体へお尋ねください。
住所地外接種届出済証の交付
申請の方法
住所地外接種を希望する方は、原則接種を行う市町村に事前に届出を行ってください。具体的な申請方法等は以下のとおりです。
郵送申請
住所地外接種者は、「住所地外接種届け」を記載し、接種券の写し(コピー等)及び切手を貼った返信用封筒を添付して郵送してください。
市町村は、記載内容を確認し、住所地外接種届出済証を郵送により交付します。
窓口申請
住所地外接種者は、接種を受ける医療機関所在地の市町村の窓口に「住所地外接種届け」及び「接種券(又は接種券の写し)」を提出してください。
市町村は、内容を確認し、住所地外接種届出済証を申請者に交付します。
WEB申請
住所地外接種者は、厚労省が設けるWEBサイト上で、接種を希望する医療機関等の所在地の市町村に対し住所地外接種届けを提出してください。
申請内容に基づき、市町村は住所地外接種届出済証を申請者にWEBサイト上で交付します。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
新型コロナウイルス感染症医療対策室
〒755-0033 宇部市琴芝町二丁目1番10号
- 新型コロナウイルス感染症に係る検査及びワクチンの接種に関すること
電話番号:0836-39-9908 ファクス番号:0836-35-6533