トップ > 市の紹介・市政 > 広報・広聴 > 平成24年度第1回会議録

ここから本文です。

更新日:2018年3月31日

平成24年度第1回会議録

日時

平成24年5月24日(木曜日)19時~20時30分

場所

厚南市民センター

出席者

久保田市長、総合政策部長、市民環境部長、土木建築部長、企画課長、市民活動課長、道路河川建設課長、都市政策推進課長

参加者

52人

意見交換の内容

提案1 宇部駅周辺の活性化(駅北口の開設)

(提案者1)
プロジェクターにより提案1を説明

提案1説明資料(PDF:3,129KB)

(市長)
大変的確な提案だと思う。市道里の尾3号線については実施の方向性が出たので、確実に進めたい。また、日頃からの駅周辺の清掃活動に対して感謝している。今、提案されたことを絵で示しながら担当から説明させた上で、皆さんと意見交換を行いたい。

(都市政策推進課長)
(プロジェクターにより説明)
宇部駅北口の開設ということで改札の設置、そして、これに伴い現在の跨線橋の延長が必要である。しかしながら現状は、跨線橋の老朽化がかなり進んでいるため、これを延長することは困難である。そのため、南北の人的交流や駅北口の設置等の機能を集約化した橋上駅舎、南北自由通路の整備により進めるのが最適と考えられる。また、駅北口の駐車スペースの確保については、広場の整備が考えられる。
整備するメリットとしては、駅北側の利用者の利便性の向上、南北交流の活発化、自由通路等にエレベーターを設置すれば駅舎のバリアフリー化も図られる。一方、課題としては、多額の事業費、市道里の尾3号線利用者と駅利用者による北口広場周辺の混雑化、市の負担となる施設の維持管理費の発生が考えられる。

(提案者)
里の尾3号線の新設にあわせて簡易な改札口を設置する程度のことを私としては考えていたが、提案にそった計画を描いてもらい感謝する。JR西日本を相手に実現できるのかなという思いはある。

(市民)
2、3年前、宇部駅が開設して100周年だった。当時、私は、記念としてシンポジウム等を開催して宇部駅周辺の発展を考えたら良いのではということを言ったが、市も地域も何の反応もなかった。ただ単にJR西日本が記念切手を販売しただけであった。あのとき、JR西日本も関心があったのだからこのようなプランを提案すればよかったと思う。今からでもJR西日本と交渉すればよいのではないか。

(市民)
この整備案の事業費及び維持管理費は。

(都市政策推進課長)
事業費は32億円程度。維持管理費としては、エレベーター、電気設備、警備、光熱水費等年約600~800万円、また、JR西日本への土地占用料の支払いが年間約100万円程度である。

(市民)
このような案については、税金を投入するのではなく、ふるさと納税を活用する方法を検討してみてはどうか。どれくらい寄附が集まるのか、情報を発信してみるとよい。発信する手法はいろいろあると思うが、そういうことを身に付けていくというか、それが企業とのコラボレーションとして活かされると思う。発信する際は、提案するアイデアが分かりやすいことが必要である。ふるさと納税は宇部市のPRにつながると思うので、実施してみてはどうか。全国から意見や寄附が募られる。

(市民)
現在の宇部駅の利用者は。

(都市政策推進課長)
1日約3,700人である。

(市民)
整備することは良いが、利用者がいなければ活性化にはつながらないことを頭に入れておかなければならない。今若者は北九州方面に遊びに行っている。宇部駅だけでなく宇部新川駅についても若い人がどんどん遊びに来る街にしていく必要がある。

(市民)
JR西日本の方針なのか、ローカル線は、駅そのものの機能を果たしていない。今言われたように宇部駅の利用者は1日3,700人。どれくらい利益があるのかなと思う。基本的なところで利益がなければ、JR西日本としても協力しないのではないだろうか。JR小野田線の便数は2本減ったが、ローカル線は無視されているのではないか。
別の話になるが、昨年10月19日開催されたふるさと元気懇談会において、JR長門長沢駅のトイレの撤去を提案したところ、市からJR西日本に働きかけていただき、トイレの撤去が実現し環境がよくなった。感謝している。

(市長)
この議論については継続させていただきたい。ずっと続きにするのではない。このようなやり方は、今回が初めてなので、他のテーマにおいても続きとなるものがあるのではないかと思う。続きとなるものについては、今後、整理していきたい。
大きな投資額になることから、JR西日本がどこまで実施するのか、宇部市としてどうなのか、国や県の支援はあるのか、別にもっとお金のかからない計画があるのではないかなど、様々な観点から考えていく必要があるかもしれない。今回、1回目のボールが投げられ、これを忠実に計画として描いてみた。皆さんからすれば、もっと簡易な計画でもよいのでないかと思うかもしれない。今後整備する市道里の尾3号線が思った以上に狭いため、駐車場があればその出入りで渋滞を引き起こすことが想定される。1回目のキャッチボールで計画を描いてみたが、これをヒントにして地元で駅周辺を観察していただければ、またアイデアがでるかもしれない。これは続きとしてそちらのボックスに入れさせていただきたい。また随時意見をいただき、少し整理できたら議論をさせていただきたい。

提案2 自転車による より良い町作り

(提案者2)
プロジェクターにより提案2を説明

提案2説明資料(PDF:185KB)

(市長)
自転車によるまちづくりは、今まさに宇部市が進めているところである。私たちの国は自動車中心の道路づくりが先行し、自転車あるいは歩行者、ベビーカー、車椅子に対する十分な対応ができていない。近年になってようやく国の政策にも自転車や歩行者などへの視点が広がってきているが、まだまだ自動車中心の道づくりである。これだけ住宅が密集した中で新たに自転車通行レーンをつくるには、財政の問題以上に土地の確保が課題になっている。そのような状況ではあるが、宇部市では自転車や歩行者にやさしい道づくりを進めている。市の取り組みなどを、今の提案を踏まえて担当から説明させていただきたい。

(道路河川建設課長)
(プロジェクターにより自転車通行ゾーンの整備について説明)
本市では歩行者と自転車にやさしいまちづくりを推進している。これまでの取り組みとして、まず第1点として、自転車と歩行者を分離するライン表示、2点目として、歩道と車道の段差の解消、3点目に自転車が通行可能な歩道の指定を行っており、これらの取り組みについて説明させていただく。
まず第1点目の歩行者と自転車を分離するライン表示であるが、この事例としては、ナフコ前の藤山交差点から山口大学医学部北側の交差点まで、及びその交差点から小羽山方面に向かう歩道がある。歩道部分にラインを引き、歩行者と自転車を視覚的分離することによって安全対策を行っている。
2点目の歩道と車道の段差解消についてであるが、交通事故の多い地区を安心歩行エリアとして指定している。市役所を中心に西側の鵜ノ島小学校から東側の陸上競技場付近までを安心歩行エリアとし、歩道と車道との2、3センチの段差をゼロにする工事を行っている。
3点目の自転車が通行可能な歩道の指定であるが、事例としては厚南地区の主要な幹線を指定している。子どもや高齢者の方については、指定以外のところでも自転車の通行が可能である。

(市民活動課長)
(プロジェクターにより自転車によるまちづくりと環境対策、交通安全対策について説明)
平成22年3月に、自転車によるまちづくりを推進している「環境にやさしい宇部の交通を考えるワークショップ」からアクションプランなどの提言書をいただいており、環境にやさしい自転車の利用促進を進めている。また、銀天街に開設されたまちなか環境学習館の環境サロンにおいても、昨年度から自転車で走りやすいまちづくりをテーマに検討を重ねている。市としても、このような市民活動団体や住民の皆さんと連携しながら自転車のまちづくりを進めていきたいと考えている。
自転車を活用したまちづくりへの支援であるが、ワークショップやマップづくりは子どもを交えて行うと効果があり、これらの開催支援、マップづくりの支援を行っていきたいと考えている。また、イベントの際には、交通安全教室を同時開催させていただくなど、しっかり支援を行っていきたい。
現在、市で募集している市民提案型協働事業は8割助成で上限が20万円であり、非常に使い勝手の良い助成金である。是非活用を検討していただきたい。

(市長)
御提案いただいたことは、ここ1、2年にスタートしたところなので、面的な広がりなどは十分でないが、御提案された方向で今後とも進めていこうと考えている。

(提案者)
歩行者と自転車を分離するライン表示については、できれば自転車が通るところだけでも色を変えてはどうかと思う。

(市民)
今の説明は市街地が中心である。スペースに余裕がある道路は歩行者と自転車を分離できるが、厚南校区や西宇部校区では道幅が狭いため、困難ではないか。今の時代は、環境に配慮してエネルギーを大切に使わないといけない時代であるため、通勤などで移動するときなどは、エネルギーマーケティングを考えていかなければいけない。自転車やバスなど公共交通機関の利用促進が必要である。そのためには、みんなの協力が欠かせない。

(市民)
宇部の歩道は大体良い。私も自転車を利用して市街地まで出かけているが、朝の通勤、通学時間帯を除けば歩道には誰もいない。自転車道を作ることは困難だと思う。ただ感じることは、学生達のマナーの悪さである。譲り合う心がない。マナーを教育することのほうが大切である。

(市長)
自転車、歩行者にやさしいまちづくりについては、スタートしたところである。中心市街地を中心に安心歩行エリアを決めて、また物理的に可能なところで自転車の通行ゾーンを設置している。色を付けてはどうかという意見があったが、これは検討してみたいと思う。交通安全上の問題がクリアできれば可能ではないかと思う。道幅が狭い道路では、物理的に自転車通行ゾーンの確保が困難であるという現実もある。御意見にもあったが、確かに自転車に乗る人たちのマナー、特に譲り合う気持ちは大切である。また、安全面から子どもたちにヘルメットを着用するよう指導しているが、交通安全に関する指導や意識啓発は不可欠であり、さらに強化しなければならないと思う。したがって、この提案については、今後も進めます。また、皆さんからいただいた御意見についても、政策に活かしていきたい。

提案3 地域住民による妻崎駅舎の活用

(提案者3)プロジェクターにより提案3を説明

提案3説明資料(PDF:699KB)

(市長)
歴史から掘り起こして地域と駅がどういうつながりがあるかを示していただけた。問題は駅舎の老朽度であり、JR西日本の所有物である。提案に基づいて市で整理した状況を示してみたい。

(企画課長)
(プロジェクターにより駅舎の利活用について説明)
駅舎利用によるメリットとしては、まず、短期的には、世代を越えた新たな地域内交流の促進、通学する児童生徒の見守り、そして防犯向上対策につながるのではないかと考えられる。次に中期的には、駅舎がきれいになることによる利用者数の増大、また自転車で駅に来られる方が増加するので環境や健康の面でよいと考えられる。駅舎の管理状況については、現在、JR西日本において業者に月2回の清掃を委託している。これを地元の方が行うことによってきめ細やかな環境整備が図られる。一方、先日地元の皆さん、そしてJR西日本の関係者にも立ち会っていただき現地調査を行ったが、駅舎については、老朽化がかなり進んでいる。築80年以上経過しているということで、安全に利用するためには大掛かりな改修が必要。トイレについては汲取り式になっているが、公衆トイレとして水洗化した場合には、1千万円近い工事費が必要である。JR西日本の見解としては、最低限の清掃、補修は行っているとのこと。また、駅舎の譲渡に関しては、今後長年にわたり責任をもって管理する組織でないと困るため、自治体以外には譲渡できないとのことだった。

(市民活動課長)
(プロジェクターにより駅舎周辺を活用した地域活動について説明)
御提案のあった妻崎駅舎周辺でのふれあいマーケットについて、市からの支援について説明させていただく。
まず、ふれあいマーケットの実施情報を市からも発信したい。朝市については、中山間地域の団体と連携できるよう支援する。また、若い知識、パワーの注入ということで大学生のボランティア団体との連携を支援していきたい。現在市が募集中である市民提案型協働事業については、8割助成で上限が20万円となっており、非常に使い勝手のよい助成金。これを活用されてはどうか。その他の助成メニューとしては民間企業や財団の助成があるが、市としては、それぞれの取り組みに応じて助成金を探し、申請についての支援も行っていきたい。

(市民)
支援ということがあったが、私たち高齢世代は何か地域に役立ちたいと思っている。こういうふれあいマーケットを実施すれば、いろいろな人が仲間に入ってくれる。このような活動がきっかけになって、地域の活性化につながればと思っている。私自身も何とかしたいと思っている。

(提案者)
様々な助成金があるとのことだが、詳しく教えていただけるのか。

(市長)
全国には、様々な民間企業や財団の助成制度があるので、地域の取り組みに合った助成金を探すことはできる。市民活動センターでも情報を提供している。

(提案者)
それはふれあいマーケットに関する助成金だけなのか。私たちが求めているのはもちろんそれもあるが、まず駅舎の整備をどうにかしてもらいたい。駅舎の前は通勤通学の通路になっていて、車もよく抜け道として通っている。駅舎は今にも壊れそうで怖い。市としては、お金のかかることに協力できないということか。

(市長)
協力したくないということではなく、限られた税金については極めて厳しい状況である。費用対効果などの判断をしっかりしていかなければならない。また、そもそも所有者がJR西日本という駅舎について、どこまで市全体の税金を投入してやっていくのかということを慎重にしっかり議論しなければならないと思う。議論を積み重ねた上で、市民の皆様からこれは必要ではないかというコンセンサスが得られたときに、行政としてもそれを判断する条件が整うのではないかと思っている。

(市民)
譲渡を受けるための金額は。

(企画課長)
JR西日本の見解としては、築後80年経過しているため建物は無償譲渡、土地は無償貸与になるとのこと。

(市民)
これまでの話を聞いている限りでは、コンビニとか、何か利益を上げることを考えて運営していく方法でなければ、恐らく続かないと思う。税金の投入は厳しい面もあると思うので、お金が要らない方法を考えていったほうがよいのではないか。

(提案者)
貴重な御意見である。是非参考にしたい。

(市長)
コンビニが進出している事例は確かにある。コンビニも民間企業であるため、採算が合わなければ進出しないという課題はある。

(市民)
JR長門長沢駅のトイレを環境整備のために撤去した。そのときに聞いた情報では、今後2年の間にJR小野田線の駅のトイレは全部廃止するということだが、事実か。JR妻崎駅のトイレもなくなる可能性があるのか。

(企画課長)
小野田線の駅のトイレを廃止するという情報は聞いていない。

(市長)
担当に確認させます。

(市民)
校区コミュニティ等が妻崎駅を利活用する場合、JR西日本が校区コミュニティに譲渡することは可能か。

(企画課長)
地域コミュニティ組織に直接譲渡することは困難と聞いている。JR西日本については、経営戦略の中で自治体から申し出があれば駅舎の譲渡について検討するということであった。維持管理については、今後、地域のみなさんで行うというような形が理想である。もし、市が譲渡を受けるとなると維持管理の責任者、つまり所有者となるので、地元のみなさんとしてしっかりとした維持管理ができる組織ができてくれば、そのうえで自治体が一旦譲渡を受けて、地域の方に維持管理を委託するというスキームができ上がるのではと思われる。

(市民)
もし、市に負担をかけず、地域としてできるところからやっていくならば、宇部市が駅舎の譲渡を受けることを前向きに考えてもらえるのか。

(市長)
前向きに考える前提として、まず、市がどうするかということになる。JR西日本は自治体が引き受ければ譲渡すると言っているが、築80年の駅舎をそのまま市が引き受けて地元にお渡しして使えるのか、そこをコミュニティの場にして危険な状況にするというのは望ましいことではない。駅舎をコミュニティの場にしていくには大掛かりな改修をしていくか、駅舎の前の活用だけを考えていただくか、その選択をしていく必要があると思う。

(市民)
地域の中に妻崎駅があるということで、私たちは子ども会等で除草を行い、花壇を整備し現在に至っている。私たちのもう一つの願いは、明るく健康な生活を営むために、駅舎の生活環境をよくしていくことだ。生活している中で妻崎駅が非常に汚い。きれいにしていこうという気持ちを行政の方も酌みとっていただきたい。妻崎駅舎の老朽化に対する改修案について、提案してよいか。

(市長)
それが今の御提案だと思うが、他に御提案があるのか。

(市民)
仮に来年駅舎が無くなるかもと言われても、日常の生活の中で今が大事である。まず、利活用できる環境の整備をしていただきたいということが私たちの提案である。

(市民)
ふるさと納税を利用して、地域が経営するコンビニを作ったらよいのでは。かなりの努力が必要であるが、地域が既存のコンビニに負けないコンビニを作り出せばよい。

(市長)
この議論についても今後継続させていただきたい。改めて地域の資源をみんなで見直してみようという時期に来ている。それは間違いないと思う。今議論されたようないろいろな課題がある。別の提案もあった。今までにない仕組みが求められている。地域が自立できる仕組みづくりと行政のさらなる支援が重要だと思っている。したがって、これは、もっと皆さんと意見を交わしながら深めていく必要があると思っている。

まとめ

(市長)
提案1と提案3は、駅舎の利活用というこれまでにない新しい提案であった。全国的にみれば、視察に行かれた県内の事例も含めて、少しずつ駅舎を活用したまちづくりが動きだしている。したがって、私もこの問題は非常に重要だと考えている。さらに論点を整理し、課題は何なのか、そして、新しい手法はないのか、税金だけでなくもっと新しいポケット、財布はないのか、新しい知恵はないのか、そういったことをみなさんとともに考えていけば、きっと解決策が見出せるのではないかと思う。宇部方式の駅舎活用第1号、第2号が実現できるのではないかと思っている。この議論を踏まえて市としてもJR西日本と引き続いて協議をし、また、知恵も出していきたい。他市や他の事例も含めて調べてみたいと思っているので引き続いて意見を賜りたい。自転車道については、宇部市もそのような方向性で取り組みをスタートしている。まだまだ面的な広がりはないが、交通ルール、自転車の乗り方教室、マナーといった分野についても、しっかり強化しなければならないと思っている。交通安全対策や意識啓発については、校区住民の皆さんや学校、子ども会など総力戦でやっていくので、御協力をお願いしたい。

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

組織名称:政策広報室 広報広聴課 広聴係

所在地:〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号

電話番号:0836-34-8124

ファックス番号:0836-22-6063