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更新日:2018年3月31日

中央町三丁目土地区画整理事業(第一地区)

位置図事業概要事業経緯平面図街づくり協定施行前後の状況活用した制度事業効果

カーサ合歓 三丁目広場 三丁目第一地区竣工式
納涼際 桜町線

定住人口の確保と商業基盤の充実をめざして

本市では、空洞化が顕著な中心市街地の改善に向け、平成12年3月に「宇部市中心市街地活性化基本計画」を策定しました。

その中で、基盤整備が不十分で建物が老朽化している地区の1つである中央町三丁目地区については、効率的な土地利用により、良好な居住環境と賑わいの創出並びに防災面の向上を図ることを目的として、本地区の整備目標である「定住人口の回復」「商業機能の再編」に向け、民間(地元)主導で行う建物の共同化及び協調化による上物整備と併せて、道路の拡幅、広場の整備、宅地の整形化等の基盤整備を土地区画整理事業により行いました。

事業内容

位置図

本地区は、宇部市の中心市街地の西側、JR宇部新川駅の南約300メートルに位置する東西約100メートル、南北約150メートル、面積約1.2ヘクタールの地区です。地区の西側に接して都市計画道路「宇部新川駅沖ノ山線(幅員27メートル)」、北側約200メートルには平和通り(シンボルロード)、南側約200メートルには国道190号線が走っています。

事業概要

事業名

宇部都市計画事業中央町三丁目土地区画整理事業

施行者

宇部市

地区面積

約1.2ヘクタール

総事業費

約22億円

施工期間

平成13年度~平成16年度(換地処分は平成17年度)

事業経緯

平成8~9年度

  • 中心市街地重点整備地区を対象に説明会の開催
  • 中央町地区に「宇部中央地区再開発推進協議会」が発足

平成10年度

  • 中央町三丁目地区でワークショップの開催(4回)
  • 地区整備モデル案の作成

平成11年度

  • 活用できる制度の勉強会の開催
  • ワークショップを開催(3回)し、土地区画整理事業を念頭に置いた実現性の高い計画案の作成

平成12年度

  • 中央町三丁目土地区画整理事業の都市計画決定(平成12年12月)
  • 「街づくり協定」の検討の為のワークショップの開催

平成13年度~平成16年度

  • 事業計画決定の公告(平成13年6月)
  • 建物移転
  • 「宇部中央町地区再開発推進協議会」による起工式(平成14年8月)
  • 協調化のための「街づくり協定」を作成し、協調建替を行う
  • 道路、広場等、公共施設の整備

平成17年度

  • 「宇部中央町地区再開発推進協議会」による竣工式の開催(平成17年4月)
  • 第23回まちづくり月間国土交通大臣表彰受賞(平成17年6月)
  • 地元主催によるイベントの開催(平成17年7月)
  • 換地処分公告(平成17年9月2日)
  • 国土交通省「手づくり郷土(ふるさと)賞」(地域整備部門)に選定(平成17年11月)

平成19年度

  • 平成19年度都市景観大賞「美しいまちなみ優秀賞」受賞(平成19年6月)

平面図

  • 平面図
  • 地区内を走る2本の市道はレンガ舗装+御影石とし、電線類の地中化を図っています
  • 地区内を縦断する形で歩行者専用道路を設置し、回遊性を持たせています
  • 道路交差部にはそれぞれ広場を設置、シンボルツリーとしてしだれ桜、合歓の木を植栽しています

街づくり協定

~街づくり協定3ヶ条~
  1. 屋根の形状の統一(片流れ)
  2. 外壁の色の統一(アースカラー)
  3. 建物1階部分のセットバック
街づくり協定3ヶ条

施行前後の状況

施工前航空写真

建物が密集し、防災面からも危険でしたが…

矢印

施工後航空写真

道路を拡幅し、建物の共同化によりスッキリした街に

施工前太陽家具

中央のビルは空きビルでしたが…

矢印

施工後太陽家具

地下1階地上14階建のビルに生まれ変わりました

施工前桜町線

道幅も狭く、老朽化した家屋が目立っていましたが…

矢印

施工後桜町線

個別協調建て替えにより美しい家並みに

施工前銀天街

もともとアーケード街でしたが…

矢印

施工後銀天街

撤去することでより開放感あふれる街並みになりました

活用した制度

事業効果

防災面の向上

本地区は、戦災を逃れた地区であり、アーケードのある狭い道路や細い路地、古い木造家屋など、防災面の向上が望まれていました。この土地区画整理事業により、建物も一新し、また道路を拡幅するとともに電線類も地中化し、防災面が大幅に向上しました。

人口定住の促進

事業前の地区内人口は66人でしたが、借上型市営住宅等の建設により、約200人にまで回復しています。また、近年の中心市街地全体の人口増減を見てみると、徐々にではありますが回復傾向にあり、本事業が大きな原動力のひとつになっています。

魅力ある街並みの創出

本地区は、まちづくり協定3ヶ条に基づく協調建替と、それに併せた公共設備の整備により、統一感のある良好な街並みが創出されています。1階のセットバック部分は公開空地として利用され、境界の段差もないため、歩行者が安心して街を歩くことができます。また、歩行者の動線、回遊性を考えて広場を設置し、シンボルツリーを植栽することでゆとりある空間も実現しています。

コミュニケーションの活性化

事業開始当初、本地区は高齢化や空洞化が顕著で、街には子ども達の姿を見かけることはほとんどありませんでした。ところが、人口の回復により、今では街を歩くと子ども達の声も聞こえてきます。また、自治会主催のイベントを通して住民が積極的にコミュニケーションを図るなど、自治会活動も盛んになり、みんなで街を盛り上げていこうという姿が見られます。

お問い合わせ

組織名称:総合戦略局 コンパクトシティ・共生型包括ケア推進グループ  

所在地:〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号

電話番号:0836-34-8468

ファックス番号:0836-22-6008