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更新日:2011年3月18日
グローバル500賞は、UNEP(国連環境計画)が、持続可能な開発の基盤である環境の保護及び改善に功績のあった個人又は団体を表彰する制度で、一般部門と青少年部門があり、毎年6月5日の世界環境の日に授与式が行われてきました。
1987年から1991年までの5年間に、全世界で約500人(又は団体)を表彰する計画であったことからグローバル500賞と呼ばれています。この表彰制度は1992年以降も継続されており、その受賞者は700人(又は団体)を超えました。2004年以降この賞は「チャンピオン・オブ・ジ・アース賞」に置換えられています。
UNEPの設立から25周年にあたる1997年、宇部市が環境保全に貢献のあった世界各国の21の個人(又は団体)のひとつに選ばれ、この名誉ある賞を受賞しました。これは、戦後の石炭産業の発展に伴い引き起こされた降下煤塵(ばいじん)による大気汚染の防止対策をはじめ、市民の生活環境を守るため、「宇部方式」に より一貫して取り組んできた環境保護・改善対策が諸外国においても広く活用できるものとして、国際的に評価されたものです。
このグローバル500賞受賞をうけて、同年10月には、国・県と共催し、山口・宇部’97国際シンポジウムを開催。国内外の専門家を集め、「公害対策の原点から地球環境保全を探る」をテーマとして、都市大気汚染問題と地球温暖化問題に対する方策や国際環境協力の推進について議論し、「宇部アピール」としてまとめ、世界へと発信しました。さらに、12月には、京都で開かれた地球温暖化防止京都会議(COP3)の関連ワークショップの席上、「宇部方式」の精神と公害対策の事例を発表し、諸外国の参加者から大きな支持を得ました。
| 1949年10月 | 議会内に「降ばい対策委員会」を設置し、ばいじん汚染対策に着手。 |
|---|---|
| 1950年5月 | 降下ばいじん量の測定を開始し、結果を毎月地方紙に公表。 |
| 1951年6月 | 条例により「宇部市ばいじん対策委員会」を設置。 |
| 1957年12月 | ばいじん対策の数値目標を設定。 |
| 1960年6月 | SOx対策にも対応するため「大気汚染対策委員会」を設置。 |
| 1964年5月 | 第5回大気汚染研究全国協議会が宇部市で開催される。 |
| 1965年7月 | 宇部方式の取組が、人命、安全を尊重する社会開発の模範事例であるとして、内閣総理大臣賞を受賞。 |
| 1967年11月 | 宇部方式による地域ぐるみの公害対策の取組に対し、自治大臣から表彰を受ける。 |
| 1970年10月 | 「大気汚染対策委員会」を発展的に改組し「公害対策審議会」を設置。 |
| 1971年4月 | 市内主要工場と公害防止協定を締結。 |
| 1976年7月 | 宇部市環境保全条例を制定。 |
| 1983年10月 | 公害追放の市民運動にとどまらず花と緑いっぱいの市民運動にまで発展させた功績で、「緑の都市賞」を建設大臣から受賞。 |
| 1987年5月 | 「緑化推進運動功労者」として、内閣総理大臣表彰を受賞。 |
| 1990年3月 | 宇部方式による公害対策や緑化事業に対する自治的取組が評価され、優良地方団体自治大臣表彰を受賞。 |
| 1990年9月 | 臨海工場群からの悪臭問題に対処するため、環境悪臭モニター制度を発足。 |
| 1991年10月 | 都市緑化の推進が評価され、都市景観百選(真締川周辺)建設大臣表彰を受賞。 |
| 1994年11月 | 「公害対策審議会」を発展的に改組し「環境審議会」を発足。 |
| 1995年3月 | 市民工房や学習室を設置したリサイクルプラザの完成。 |
| 1996年7月 | 日本農業気象学会が主催する地球規模の食糧、環境問題をテーマとしたシンポジウムを誘致。 |
| 1997年6月 | 姉妹都市ニューカッスル市で開催された「持続可能エネルギーと環境テクノロジー展」への地元企業の出展を支援。 |
| 1997年6月 | UNEP(国連環境計画)から宇部方式が国際的にも高く評価されグローバル500賞を受賞。 |