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更新日:2018年3月31日

北迫遺跡

標高約80メートルの丘陵頂上に営まれた、貝塚を伴った高地性集落跡です。住居跡は円形竪穴式住居(弥生時代中期後半~後期初頭=1世紀頃)が中心で、方形住居(後期末=3世紀頃)とあわせて12軒が確認できました。また丘陵南西斜面に作られた貝塚は、長さ約18メートル、幅約8メートル、厚さ約1メートルと県内では最大規模です。出土した土器から貝塚は中期後半の時期に相当し、円形住居に住んでいた人々により作られたものと分かりました。
貝類にはハイガイ、マガキ、ハマグリやヤマトシジミが多く、カワニナ、ヒメタニシなどの淡水性の巻貝もあり、貴重な蛋白源として食生活を補っていたものと考えられます。なお、当時は丘陵の麓まで海水が入り込んでいたと思われます。
貝塚からは石鏃などの狩猟具や釣り針などの漁労具は出土しませんでしたが、住居跡から石包丁や炭化米が出土しており、生活基盤が畑作中心の農耕であったことを示しています。

北迫遺跡写真

  • 種別:市指定史跡
  • 指定年月日:1973年(昭和48年)5月28日
  • 所有者・管理者:宇部市
  • 所在地:宇部市川上
  • 年代:弥生時代(1世紀~3世紀)

お問い合わせ

組織名称:教育委員会事務局 学びの森くすのき・地域文化交流課 企画運営係

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