ここから本文です。

更新日:2018年3月31日

法泉寺厨子

厨子は、仏像などを納める箱をいいます。入母屋造の妻入で、背面は切妻です。桁行二間76.4センチメートル(側面)、梁間一間86.1センチメートル(正面)で、屋根は瓦葺き風の木造です。
正面扉は桟唐戸で、側面に花頭窓が見られるなど、全体に禅宗様式でまとめられ、その手法などから室町時代中期(15世紀後半頃)に造られたと思われます。県内でも数少ない中世建築の一つです。
法泉寺は明応年間(1492~1501)に、大内氏によって山口に建立された禅宗寺院で、大内氏滅亡後は小野に移されました。また大内氏は享禄年間(1528~32)に棯小野に寿明院観音堂も建立していました。この厨子は観音堂にあったといわれ、寿明院が廃寺後に、大内氏ゆかりということから法泉寺に移されたと考えられます。

法泉寺厨子写真

  • 種別:山口県指定有形文化財(建造物)
  • 登録年月日:1980年(昭和55年)12月5日
  • 所有者・管理者:法泉寺
  • 所在地:宇部市小野棯小野

お問い合わせ

組織名称:教育委員会事務局 学びの森くすのき・地域文化交流課 企画運営係

所在地:〒757-0216 宇部市大字船木字内番田361番地6

電話番号:0836-67-1277

ファックス番号:0836-67-0691