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更新日:2018年3月31日

普応中興大建禅師画像

絹本着色、縦118センチメートル、横54.5センチメートル。
南嶺和尚のあとを嗣いだ大建元幢の頂相(ちんぞう)画です。法衣の上に袈裟を着け、右手にしっぺいを持ち、椅子に座った姿です。禅師、おだやかな中にも眼光けいけいとして力強く、筆致もなめらかに描かれており、優秀な作品です。
この画像は、大建禅師のあとを嗣いだ桂隠元久が、1451年(宝徳3年)の遣明船で渡明したときに、日本で描かせた師の頂相を持って行き、天竺霊山の「おう幻」という僧に賛を求め、持ち帰ったものです。賛は「普応中興大建禅師像」と題されています。明の1454年(景泰5年)、わが国では1455年(享徳3年)(足利義政の頃)にあたります。
大建禅師は松源が開創した普応寺の6世で、その中興となったこと以外は不詳ですが、当時の東隆寺の勢力を知る手掛かりとして貴重な資料です。
頂相とは禅僧の肖像画をいい、禅宗では師から弟子に対してその法を譲るとともに頂相を与えるのがしきたりでした。

普応中興大建禅師画像

  • 種別:山口県指定有形文化財(絵画)
  • 登録年月日:1969年(昭和44年)12月5日
  • 所有者・管理者:東隆寺
  • 所在地:宇部市厚東棚井

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