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更新日:2012年5月9日
本市固有の歴史や伝統的文化を閲覧し、学習することができ、市民の学習・文化・創造活動の拠点となる施設を建設します。~《第四次宇部市総合計画 前期実行計画》
(仮称)ふるさと学習館は、宇部市民のための「発見」「創造」「交流」拠点。
本市固有の歴史や伝統的文化を一覧できるとともに、「宇部学」創造の拠点として、また市民の自主的な学習・文化・自己創造活動を支援する施設づくりをめざします。
大字船木361番地6
6,803.42平方メートル
平屋建 延面積 約1,815.99平方メートル(資料館430平方メートル、図書館650平方メートル、学習220平方メートル、共有515.99平方メートル)

建設場所の船木地区は、旧楠町に位置し、江戸時代には山陽道の主要な宿場町であり、厚狭郡船木宰判勘場(代官所)や御茶屋(本陣)が、また明治時代には厚狭郡役所が設置されるなど、旧厚狭郡の政治・経済の中心地でした。現在は楠総合支所、船木簡易裁判所などの公共機関をはじめ、周辺には水路など懐かしい風景や歴史的に貴重な史跡も多く残されています。
(仮称)ふるさと学習館は、こうした周辺環境との調和に配慮し、敷地の特性に適合した形で、壁面緑化、屋上緑化、太陽光発電など自然エネルギーを最大限利用し、地球環境に配慮したエコ施設にするとともに、芝生、周辺緑化、花壇、屋外彫刻の配置など、市民から親しまれ、心安らぐ温もりのある施設とします。
建物外観について、市道に面した東側や周囲に開けた北側は、施設の顔として重要な役割を持っています。伝統工芸の赤間硯の原石を再利用した瓦屋根とステンレス製の屋根やコンクリート打放し壁と正方形の窓のある白壁など、形状や仕上げ材料によって「旧宇部市」と「旧楠町」の対比と調和をテーマに「新しい宇部市」を表現するとともに、建設地の歴史や文化、風土、景観に配慮した外観となっています。
図書館と資料館が、学習部門となるセンターサークルを挟む平面計画とし、利用者に分かりやすい空間構成、動線計画としています。
建物北側に位置する図書館部分は、「誰もが気軽に利用でき、市民生活を豊かにする地域館」をコンセプトに約4万冊を開架します。
図書館の北面には、外部の庭(緑)に面したリフレッシュ空間(大きな開口部)を設け、安定した採光を確保して快適な閲覧環境を確保するとともに、景色を遮らないよう書架を配置し、開放的で、快適性・機能性を備えた空間となっています。
南側に位置する資料館部分は、「先人の歩んできた道(歴史)をとおして、よりよい現在と未来を考える場」をコンセプトに、宇部らしさを最も象徴するテーマで、古代から現代にいたるまでの宇部の歩みが一覧でき、郷土への誇りと愛着が醸成できる展示をします。
さらに、ふるさと学習館を特徴づける機能の一つに、資料館と図書館を繋ぐ形で配置されたセンターサークルがあります。ここが図書館と資料館の資料を活用する学習部門として、体験学習や地域活動、市民活動が行われ、地域文化の再発見と新しい文化創造のゾーンとなります。