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更新日:2018年12月3日

楠こもれびの郷整備計画

1.基本方針

  • 楠地域の農業振興を目的として策定した「農業振興ビジョン基本計画」(平成15年度)に基づき、地域の人々の自主的かつ継続的活動のもと、楠の農業ファンづくりを行い、有利販売、農産物の販売路拡大を図り、地域の活性化や農家の生産意欲の向上を図る場としての整備を行います。
  • その中で楠地域の農産物を人々に食べていただくことに注目し、「楠・食感宣言!」をテーマとした農業振興を図っていくこととします。
  • また、集客が期待できる温泉との相乗効果を期待しつつ、農業だけで考えるのではなく、他分野との連携、食材PRによる都市と農村の交流などを行うことで、沈滞傾向にある地域活力を再生し、そこに住む人々の生活をより充実させることを目的とします。

2.コンセプト

  • かつての日本人(決して遠い過去ではなく)は、この自然を利用し、また融合して生活をしていました。その自然との相互関係を示すのが田園風景であり、この風景を生かし、融合した施設整備を行います。

3.現状及び問題点

  • 楠地域の農業就業者は地域全体就業者(約3900人)の16%程度で、そのうち60歳以上の農業就業者は全農業就業者の77%を占め高齢化率がかなり高い。
  • 農地面積をみると地域全体の26%にあたり、山林(68%)を除く平野部に占める割合では70%にも及んでいるものの、農家の高齢化、担い手不足、農業基盤整備後の経年による施設の老朽化、昨今の鳥獣害による被害等で生産量が横ばい或いは低下傾向にあり、次第に荒廃農地が増えています。

4.整備方針

  • 楠地域の農家で生産された新鮮で安全な農林産物や地域の農林産物を活用した加工品・特産品を販売し、あわせてこれらを食材として提供する農産物直売所・農家レストランを整備することにより、地域農家の所得の増大と就業の場の確保し、楠地域の農業振興と地域の活性化を図ります。
  • また、イベント等を通じ、農産物直売所・農家レストランや地域間交流施設(温浴施設)への来訪者を主な対象者として、来訪者と地域住民との交流を図り、来訪者には楠地域のファンとして再来訪(リピーター)を促し、地域住民に対しては外部からの刺激による地域活動の醸成等を目的として、交流室及び農業研修交流施設の整備を行います。
  • これらの施設をメイン・フィールドとし、「楠・食感宣言!」をテーマに食を通じた都市農村交流イベントを展開することで、都市住民への憩いの場や自然環境・農村文化教育の場、農業技術取得の場を提供します。
  • 都会と楠地域の人的交流を行いながら、人々の心のふるさととしての楠を創設し、地域文化との交流や農業体験を通じ、農への関心を高め、楠の農業ファンづくりを進めます。
  • さらに、新しい農業技術の習得の場として、また農家の研究・実験の場として農業研修施設の整備を行い、地元農家の生産意欲や生産力向上に資するとともに、新規就農希望者への農業教育習得に寄与します。

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楠こもれびの郷計画当初のイメージ鳥瞰図(PDF:244KB)

5.整備内容等

地域間交流施設(温浴施設)について

  • 建築工事は平成19年11月から着工し、平成21年8月5日にオープンしました。
  • 主要木材には、地元材及び県産材を使用しています。
  • 温浴施設は、アルカリ性単純温泉で源泉かけ流しです。
  • また、周辺に広がる田園風景に配慮した木造平屋建ての施設であり、大浴場や露天風呂、家族風呂、休憩室などがあります。

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農産物直売所・農家レストランについて

  • 建築工事は平成20年の7月から着工し、平成21年8月5日にオープンしました。
  • 温浴施設と一体となった木造平屋建ての施設です。
  • 農産物直売所は、地元農林産物を中心とし、青果、農林産物加工品等の販売を行っています。
  • 農家レストランは、農家の人々による運営を目指し整備しました。また、供給するメニューについても、地域の食材を使った特色のある「食」を提供し、地産地消を推進していきます。
  • 交流室は、農家レストランに併設しており、レストランのサービスを受けることができ、イベント等の交流活動による活用や温浴施設利用者への対応を考慮しています。

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農業研修交流施設について

  • 建築工事は平成21年の7月から着工し、平成22年4月18日にオープンしました。
  • 木造平屋建てで、温浴施設等の他施設及び周辺環境と調和のとれたデザインにしています。
  • 農村文化や農業の重要性を見直し、少しでも農業への関心をもってもらうために、農村体験や加工体験が展開できる施設として、研修室や調理室、宿泊室を整備し、周辺には、体験農園やイベント広場を整備しています。

その他の付帯施設

  • 周辺に既に整備されている「宇部市万倉ふれあいセンター」、「宇部市楠農産物加工所」等と連携した整備を図り、既設駐車場を含めて有効利用を図ります。
  • 「宇部市万倉ふれあいセンター」等駐車場以外に駐車場を整備しています。

地域活動について

  • 平成15年度に「農業振興ビジョン推進協議会」及び「温泉開発検討委員会」を立ち上げ、平成16年度に統合され、地域住民主体の「楠の農業と温泉を考える会」(以下「考える会」という。)を立ち上げました。
  • 「考える会」の活動は、参加者を広報誌等で楠地域全体に呼びかけ、農家や関係者を含めた地域住民を中心に、意見やアイデアを出し合い、それを計画や事業に反映し、農業振興を図るものです。
  • 「楠こもれびの郷」の運営に関する協議などを、温泉施設準備会、レストラン準備会、直売所準備会、ふれあい・モデル農園準備会に分かれ、各準備会の出席者は30名前後で、主に宇部市万倉ふれあいセンターで協議を行ってきました。

施設の管理運営方法について

  • 地域住民を主体に構成された民間資本による「楠むらづくり株式会社」が指定管理者として、地域の協力を得ながら管理運営を行っています。

6.北部地域との連携について

  • 楠地域を含めた宇部市北部地域では、既に民間団体による活動が行われていることから、今後とも宇部市北部地域での活動継続を推進し、さらに他地域にある民間団体と連携をとり、地域外の団体をもスタッフとした活動とします。
  • 宇部市北部地域には、人的資源も含め、地域資源が豊富で、吉部地区に広がる田園風景や小野地区の茶畑は非常に美しく、都会人があこがれる“第2のふるさと”としての資質を備えています。また、小野地区で生産されるお茶は、山口茶として流通しており、吉部地区のきゅうりや万倉地区のなすといった農産物のブランド化にも取り組んでいます。
  • さらに、宇部市北部地域では、万倉地区に農業農村学習の場として整備した本事業のほか、小野地区の「アクトビレッジおの」や二俣瀬地区のビオトープなど環境学習の場を整備するなど、新しい試みが展開されています。
  • これらの資源は、単体でも十分に優れたものですが、各々の持つ地域資源を有機的につなぐことにより、それぞれのよさを補完しあいながら、より魅力ある資源へと発展させることができます。

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お問い合わせ

組織名称:北部・農林振興部 農林振興課 農産物振興係

所在地:〒757-0292 宇部市大字船木字東番田365番地1

電話番号:0836-67-2819

ファックス番号:0836-67-2316