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更新日:2011年5月11日
平成23年3月議会において「宇部市次代を担う子どもをすくすくと育てることの推進に関する条例」が成立しました。
この条例で、子どもの健全な育成について基本理念と市の基本施策を定め、子どもを取り巻く保護者、市民、学校等、子育て支援団体、事業者及び市の責務や役割を示し、協働して取り組むことで、次代を担うすべての子どもがすくすくと育ち、市民一人ひとりが子どもの健全な育成に誇りと喜びを感じることができる社会の実現を目指します。
すべての子どもがすくすくと育つ宇部市の実現に向けた取組は、次に掲げる事項を基本理念として行います。
保護者は、自らが子育てについての第一義的責任を有していること、家庭が子どもの育つ基盤であり、子どもが人格を形成する上で最も重要な役割を担っていることを自覚して、家族がお互いに人格を認め合い、子どもが健やかに育つよう努めなければなりません。
市民は、その言動が子どもに大きな影響を与えることを認識し、子どもから信頼されるよう自らを省みるとともに、子どもの健全な育成に積極的に関わるよう努めます。また、地域が子どもの社会性及び豊かな人間性を育む場であることを認識し、地域における子どもの健全な育成、子育て家庭への支援等に努めます。
学校等は、各々の理念に従って、子どもの健全な育成に関し、次の役割を果たすよう努めます。
子育て支援団体は、その活動目的に従い、子育て支援の取組を積極的に行うよう努めます。
事業者は、雇用する労働者が子育てと仕事の両立を図ることができるよう、雇用環境の整備に努めます。また、子どもの社会性を育むため、地域や学校等が行う子どもの健全な育成に関する活動に協力するよう努めます。
市は、子どもの健全な育成について、次の責務を果たさなければなりません。
市は、子どもが一人の人間としてその人格や個性が尊重される社会の実現を目指すとともに、子ども自身が自分や他人を大切にすることを学び、自覚できる社会環境づくりを推進します。また、子どもの自主性や主体性を大切にしながら、社会参加の促進が図られるよう必要な支援に努めます。
市は、市民、関係機関等と一体となって子ども及び家庭への支援に取り組むとともに、市民の意識を高め、社会全体で子どもを健全に育てるために必要な施策を推進します。
市は、子どもが身近な地域で、様々な世代の人々とふれあい、多様な体験をすることのできる場や機会を提供し、地域における交流への支援に努めます。また、子どもが身近な地域において安心して安全に過ごすことができる居場所づくりに努めるものとする。
市は、妊産婦及び乳幼児に対して、適切な保健、医療等のサービスを提供する体制の充実その他の必要な施策を推進します。
市は、子どもへの虐待の予防及び早期発見のため、関係機関等と連携し、その防止に向けた啓発活動を行うとともに、市民が子どもへの虐待に関し相談や通告しやすい環境をつくるよう努めます。また、子どもへの虐待の通告を受けたときは、その子どもと家庭に対し速やかに必要な支援を行います。
市は、障害のある子どもに関する支援、ひとり親家庭に関する支援その他の支援を要する子どもに対する取組を推進します。
市は、学校等が相互に連携を図ることができるよう調整するとともに、教育環境の充実を図ります。また、いじめ、不登校、非行等を防止するため、関係機関等と連携を図り、必要な対策を講じます。
市は、子育てをしやすい生活環境の整備に努めます。また、市民、関係機関等と連携して子どもに対する犯罪の防止に努め、子どもが安心して安全に育つことのできる環境の整備を図ります。
市は、各家庭が積極的に子育てに関わることのできる環境を整備し、子育てと仕事の両立を図るための支援を推進します。また、保育の需要を的確に把握し、多様な保育サービスを推進します。
子どもの健全な育成に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、施策に関する行動計画を策定します。策定にあたっては、市民から意見等を求め、その反映に努めるとともに、策定後は公表します。